ピアニストたちの聖地、すみだトリフォニーホールが放つ“鍵盤プロジェクト”[公演情報]
 「トリフォニーホール《ゴルトベルク変奏曲》」プロジェクトや、「ファジル・サイ・プロジェクト」など、これまでにない数々の画期的な企画でクラシック・ファンの注目を集める『すみだトリフォニーホール』が、今度は、本格的なクラシックからジャズまで、多種多様なピアニストをまとめて紹介する。題して、「すみだトリフォニーホール鍵盤プロジェクト」。いまや、すみだトリフォニーホールはピアニストたちの聖地となろうとしている。

 すみだトリフォニーホールは、ピアノに限らず、これまでも数々のヒット・アイディアを提供し続けている、いま首都圏でもっとも独自性をもったホールだ。その「すみだ」が、またもや画期的なプロジェクトで私たちを楽しませてくれる。3月から5月にかけ、4つのプロジェクト、計6名のピアニストを紹介する。

 まず、3月の《パリの女流ピアニストたち》2009では、30歳前後と、ちょうどいまが旬の才色兼備のフランス人ピアニストたちが、ショパンとフランスの作曲家ラヴェル、ドビュッシーそして、フランスから影響を受けたガーシュインなどを中心に、いま彼女たちが一番の自信をもつ曲ばかりで、可憐な響きを届ける。

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[写真左からヴェラ・ツィバコフ、ロール・ファヴル=カーン、デルフィーヌ・リゼ]

 演奏するのは、ラフマニノフやショパン等のCDを次々に発表し、日本でも高い評価を得て来日が待望されていたロール・ファヴル=カーン、デビューアルバム、そして、最新CD『サル・プレイエルで,プレイエル・ピアノを』でも取り上げたシューマンを得意とするデルフィーヌ・リゼ、ロシアの血を引く、ヴェラ・ツィバコフの三人。ともに日本ではじめてのソロ・リサイタルとあって、先物買いの妙味もあるが、それ以上に、各ピアニストはそれぞれ75分ずつ演奏、計4時間近くにわたる演奏界でS席6000円は安い!!!

 続く2つの演奏会は、ともにクラシック界でも話題となり、いまヨーロッパでも人気沸騰の二人のジャズ・ピアニスト。
クラシックを背景とする現代ジャズ・ピアニストとして必ず名前が挙げられるのがキース・ジャレット、チック・コリアだが、今回演奏するジョバンニ・ミラバッシとヤロン・ヘルマンこそ、彼らに続く、次代のジャズ界を牽引するピアニストとなりうる逸材だ。

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 ジョバンニ・ミラバッシは、フランスを拠点に活動するイタリア人ピアニストで、ピアノの巨匠アルド・チッコリーニに師事したように、クラシック音楽にも造詣が深い。2004年に初来日、07年にはソロ・リサイタルも行い、ジャズ・ファンだけでなくクラシック・ファンまでもを衝撃の渦に巻き込んだ。その衝撃をまた味わえる。
 ヤロン・ヘルマンは、まだ27歳のイスラエル出身のジャズ・ピアニスト。これまた、ジャズだけでなく、クラシックの難曲を軽々と弾きこなすほどの腕前だ。会場にはピアノ一台あるのみ。PAなしの生の彼らの音を聴く、絶好のチャンスだ!

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 最後は、4月から5月にかけて開催される「マリア・ジョアン・ピリス・プロジェクト」。クラシックのピアニストでマリア・ジョアン・ピリス以上に美しい響きを紡ぎ出せるものはいない、と言っても過言ではないだろう。一度でも彼女のピアノを聴けば、その音色のすばらしさに気づかされるに違いない。ピアノの究極美に触れたいなら、マリア・ジョアン・ピリスのショパンを聴け!

【公演情報】
■ユーロピアン・ビューティー《パリの女流ピアニストたち》2009
09/3/28(土) すみだトリフォニーホール 大ホール (東京都)
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■ジョバンニ・ミラバッシ(p)
09/3/29(日) すみだトリフォニーホール 大ホール (東京都)
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■マリア・ジョアン・ピリス(p)
<第1夜/リサイタル>09/4/22(水) すみだトリフォニーホール (東京都)
<第2夜/協奏曲>09/5/1(金) すみだトリフォニーホール (東京都)
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2009-01-20 19:40 この記事だけ表示
 
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