18歳のバンドネオン奏者三浦一馬。その才能と魅力とは!?[公演情報]
驚くべき才能、演奏技術、感受性、情熱・・・
彼には音楽家としての輝かしい未来が約束されている。
ネストル・E・マルコーニ



3月にビクターエンタテインメントよりメジャーデビューした、18歳のバンドネオン奏者、三浦一馬の公演が決定。スペシャルゲストにはCDにも参加したクラシックギターの大萩康司。

ぜひ、生の演奏をお楽しみください。


何かを成し遂げる人は、そもそも何かが違う。三浦一馬を知ると、まさしくそう思う。

「思い立ったらすぐ行動」−これが彼のポリシーだ。

「10歳のとき、テレビのN響アワーでバンドネオンを見て、痺れてしまいました。そこで小松亮太さんのCD発売イベントに行ってサイン会に並び、弟子入りを志願したんです」

いきなり日本のトップに攻め込む。この発想が凄い。

小松亮太のユニットで5年ほど活動し、2006年、今度は世界の第一人者のマルコーニに強行突入を図る。

「このときは、別府のアルゲリッチ音楽祭に行って、打ち上げの寿司屋に押しかけ、翌日にはレッスンを受けました。」

夏休みに入ると「自作CDの売り上げを渡航費にして」アルゼンチンへ飛び、マルコーニに師事。2006年には本場デビューを果たし、翌年も同地に渡る。

2008年、イタリアの国際ピアソラ・コンクールで第2位を獲得。「1位はトリオだった」。つまりソロでは最高位だ。

そして2009年、CDデビューを果たす。これが10歳から高校3年まで。何かが違う・・・どころではない。

「今回のCDは、バンドネオンのイメージを少しでも変えてもらえたらと、今まで誰もやっていないことを盛り込みます。」

 聴きどころはいかに?

「まずはピアソラの『タンゴ組曲』。原曲はギター・デュオで、バンドネオンでは世界初録音ですが、ギターでしか表現できない部分も生かしたいので、大萩さんとのデュオで演奏しています。『カルメン幻想曲』も同じく世界初録音。ソロの超絶技巧曲で、何百回も聴いたホロヴィッツのピアノ版の音源から直に編曲しました。そしてマルコーニ先生が友人の死に際して書いた美しい曲『さよならのワイン』。この曲はテクニックよりも表現力がカギとなります」

 このほか、「最初にN響アワーで聴いた『忘却』等のピアソラ物や「大好きな」オスカー・ピーターソン作品、古典タンゴの名曲などが多様な編成で収録され、「色々な表情をもった」一枚に仕上がっている。

三浦一馬にとってバンドネオンとは何だろうか?

「“言葉以上に自分を表現できるもの”。楽器的には音色が独特で表情が豊か。出せる音もピアノは88、バンドネオンは71と遜色ありませんし、蛇腹によってピアノでは不可能なクレッシェンドが表現できます。しかもコンパクト(笑)」

ちなみに趣味は?ときくと「コーヒーをいれることかな。」渋い…本当に何かが違う。

柴田克彦(音楽ライター)


公演日:
9/17(木)19:00【東京公演】
10/16(金)18:45【愛知公演】

会場:
浜離宮朝日ホール(東京都)
三井住友海上しらかわホール(愛知県)

◆座席選択先行は6/16(火) 10:00 〜 6/21(日) 23:59[東京公演]

◆プレオーダーは6/16(火) 12:00〜 6/21(日) 18:00まで![愛知公演]

◆一般発売は6/27(土) 10:00[東京公演]、7/4(土) 10:00[愛知公演]から。

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2009-06-22 10:54 この記事だけ表示