リサイタルに向けて、ヴァイオリン奏者、南紫音にインタビュー![インタビュー]

――今回のプログラミングについて、お聞かせいただけますか。特に、大曲であるシュトラウスのソナタを選ばれたのはどのような思いがあったのですか?
 今回はシュトラウスのソナタを中心に、様々な作曲家のプログラムを組みました。今まで何度かシュトラウスの交響詩等の作品に触れる機会があり、このソナタからもオーケストラのような響きを感じ、とても興味を持ちました。彼が24歳の時に作曲されたこの曲から感じられる若々しさや美しいメロディにも惹かれ、まさに今取り組みたい曲だと思いました。そしてピアノとの対話が美しいベートーヴェンとシューマンのソナタ、少し気分を変えてラヴェルとチャイコフスキーの小品を選びました。どの曲からも作曲家独特の世界観が感じられると思いますので、楽しんでいただけたら、と思います!


――今後取り組んでみたい作曲家やジャンル(オーケストラ、室内楽、ソロなど)をお聞かせ下さい
 取り組んでみたい曲は書き切れないくらいありますが、コンチェルトではプロコフィエフやシベリウス、ベルク、ストラヴィンスキー等を勉強したいと思っています。ヴァイオリン・ソロでは、いつかイザイのソナタ全曲に取り組むという事を目標としています。イザイはヴァイオリンという楽器の魅力が多く盛り込まれている、ヴァイオリニストにとって重要なレパートリーのひとつだと思います。
また、作曲家ではブラームスに取り組みたいです。ブラームスの、言葉のような美しい音楽の流れに心を惹き付けられますし、室内楽にもたくさんの作品があります。今年は室内楽でも素晴しい体験をさせていただき、多くを学びましたので、これからも時間の限り積極的に取り組んでいきたいです。


――最後に、あなたにとってヴァイオリンとは?
 私にとってヴァイオリンはあまりにも自然に身近にあるものなので上手く言葉にする事はとても難しいのですが、ヴァイオリンが私の人生そのものとか、生活の中心にあるのではなくて、何かを考えたり、感じたりするときに底辺となっているような感覚があります。また、生活をする上で触れている事柄すべてがヴァイオリンを演奏する事につながっていると感じていますので、演奏する事に限らず様々な事を楽しんだり、チャレンジしていきたいと思っています。


【公演日・会場】
11/28(土) 18:00開演 紀尾井ホール (東京都)

【曲目】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12−3
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 op.105
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ op.34
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18

>>公演の詳細とチケット申込みはこちら!


2009-11-19 11:41 この記事だけ表示
 
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。