「東京フィル ニューイヤー・コンサート2010」若き実力派ソリスト菊池洋子&郷古廉にQ&A [公演情報]

Bunkamura オーチャードホールの新春恒例、毎年満員御礼の「東京フィル ニューイヤー・コンサート」。
2010年は指揮に井上道義、そしてソリストにはマエストロ推薦の若き実力派が登場します。
一人は、2002年の第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人としてはじめて優勝した菊池洋子。着実に実力と経験を重ねてきた彼女。「ニューイヤー・コンサート2010」ではラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を披露します。
そしてもう一人は、2006年の第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門を、史上最年少の14歳で優勝した郷古廉(ごうこすなお)。若干16歳にしてマエストロをうならせるほどの腕を持つ彼は、まだまだ成長途中の実力者です。
そんな二人にQ&A!


ピアニスト・菊池洋子

――ピアノをはじめたきっかけは?
幼稚園で、先生が朝やお昼ねの時間などにピアノを弾いてくれ、その音がとても好きだったのと、
多くの友達が習っていたからです。それに、ちょうどその頃に、テレビで女性ピアニストの演奏会が放送されているのを見て、
私も将来ピアニストになると父に言い、6ヶ月かかってピアノを買ってもらいました。

――好きな作曲家や曲はありますか?
勉強していて楽しくて面白いのは、バロックや古典派で、
自分の楽しみとして演奏していて楽しいのは、ショパン、ブラームスです。
聴くのはどの作曲家でも好きです。

――今後、どのようなことに挑戦したいですか?
挑戦したいことはたくさんありますが、(あまり大きな声では言えないですが)モーツァルトのコンチェルトを弾き振りでも演奏できるようになりたいです。

――これまでで一番印象に残っている演奏はいつですか?またそう思った理由は?
ひとつひとつの演奏会にそれぞれのストーリーと、経験、思い出、思い入れがありますが、
特にザルツブルグ夏の音楽祭のモーツァルトマチネーの演奏会で、指揮者とは事前に打合せをしていなかったにもかかわらず、
息がぴったりと合い、今まで自分の中に隠されていた部分が外に出たようで、
自分にもこういう演奏ができるのだと嬉しい驚きを感じました。

――逆にピアノを辞めようと思ったことはありますか?
音楽が、これまでの私の人生のいろいろな場面で癒してくれたり、勇気を与えてくれたり、慰めてくれました。
音楽を聴くことによって自分の考えが変わったことすらあります。
音楽は、私にとってなくてはならないものですから、辞めようと思ったことは一度もありません。



――音楽以外でやりたいことや好きなことは何ですか?
アートには何でも興味があります。
最近バレエを観てとても刺激を受けました。
感動して同じ演目でも何回も観に行ってしまいます。絵も大好きです。
あとは健康に良くておいしい食べ物にはまっています。

――「ニューイヤー・コンサート2010」で演奏するラヴェルのピアノ協奏曲について、 聴き所や魅力を教えてください。  
フレッシュでブリリアントで新年にとてもふさわしい曲です。
とてもユーモアにあふれ、特に2楽章の美しさは息をのむほどです。

――「ニューイヤー・コンサート2010」を楽しみにされているお客様へメッセージをお願いします。
皆様と一緒に素晴らしい新年をスタートできることをとても楽しみにしています。


ヴァイオリニスト・郷古廉

――ヴァイオリンをはじめたきっかけは?
姉が通っていた音楽教室の発表会で、初めて音色に触れました。
僕は覚えていないのですが、最初にヴァイオリンをやりたいと言ったのは2歳ごろのようです。
しかしそれからずっと気持ちが変わらなかったので、5歳から習わせてもらいました。


――好きな作曲家や曲はありますか?
それぞれに良さがあり、みんな好きです。

――どのような音楽家を目指していますか?
今は、そしてこれからも、ひとつひとつの演奏会を大切にできる音楽家になりたいです。
そして、いつまでも深化し続ける人間でありたいと思っています。

――これまでで一番印象に残っている演奏はいつですか?またそう思った理由は?
全ての演奏会に新しい出会いがあって、そこから学んでいます。
どれにも忘れられない感動があって思い出深いです。

――音楽以外にやりたいことや好きなことはありますか?
音楽以外にやりたいこと、というのはあまりありませんが、他にも好きなことはあります。
特にキャッチボール、水泳、サイクリングです。
ちょうど良い気分転換にもなってとても良いです。

――高校生になって、ご自身の中で何か変わったところなどはありますか?
精神面の変化が大きいですね。
だんだん自分の音楽がはっきりしてきているし、以前よりもより深く考えられるようになったと思います。
これからも凝り固まらず、変化していきたいです。

――「ニューイヤー・コンサート2010」で演奏するハイドンのヴァイオリン協奏曲について
聴き所や魅力を教えてください。

オーケストラのピツィカートに、ヴァイオリンが清楚で美しいメロディを奏でます。
普段あまり演奏されないこの協奏曲ですが、思わず息を呑むような素晴らしい音楽を秘めています。
僕の大好きな曲の一つです。

――「ニューイヤー・コンサート2010」を楽しみにされているお客様へメッセージをお願いします。
12月に16歳なったばかりの僕ですが、今年は挑戦する年にしたいと思っています。
何かに挑戦するという意味だけでなく、自分の可能性に挑戦したいです。
そんな年初めのニューイヤーコンサートで演奏させて頂けるのはとても嬉しいです。
僕の決意と、お客様にとっても素晴らしい一年になりますよう、そんな思いをこめて演奏したいと思います。


東京フィルハーモニー交響楽団
ニューイヤー・コンサート2010


公演日:2010年1/2(土)・3(日)
会 場:Bunkamura オーチャードホール
指 揮:井上道義 ピアノ:菊池洋子 ヴァイオリン:郷古廉
予定曲目:
<第1部>
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」、ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調、武満徹:グリーン
<第2部>
アンダーソン:プリンク・プランク・プルンク タイプライター
ショパン:「レ・シルフィード」より“ワルツop.70-1”“マズルカop.33-2”“華麗なる大円舞曲op.18”
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第一番 ハ長調より 第2楽章
ショスタコーヴィチ:バレエ「明るい小川」より ワルツ、J.シュトラウスII:春の声
<抽選会商品>
・J.シュトラウス:ラデッキー行進曲(抽選によりお客さま指揮)
・「ソウル往復航空券」(アシアナ航空)
・「セルリアンタワー東急ホテル宿泊券」
・「オリジンズ ニューイヤー ビューティセット」


2009-12-15 14:15 この記事だけ表示
 
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