いよいよ来日!二日限りの貴重な公演『アレーナ・ディ・ヴェローナ&プラシド・ドミンゴ イン 東京 2010』[公演情報]

かつて、ホセ・カレーラス、ルチアーノ・パヴァロッティとともに"三大テノール"を結成し、FIFAワールドカップやオリンピック、そして日本でも国立競技場に6万人の聴衆を集めるなど、オペラファンのみならず世界中の多くの音楽ファンから熱狂的な支持を受ける、プラシド・ドミンゴ。そのオペラ界の巨匠、プラシド・ドミンゴが、歌手として、そして指揮者として、2月13日、14日に来日する。今回は、歌手から指揮者へと活動の重点を移しつつあるドミンゴの美声を日本で耳にできる、最後のチャンスかもしれない。

 日本へはこれまでも、メトロポリタン歌劇場の来日公演などでたびたび来日し、その存在感をアピールしてきたドミンゴだが、今回は『アレーナ・ディ・ヴェローナ&プラシド・ドミンゴ イン 東京 2010』と題し、イタリアの古代ローマ時代の闘技場跡で催される人気音楽祭『アレーナ・ディ・ヴェローナ』との共同公演での来日となる。しかも、たった二日限り!という貴重な公演だ。

 その第一夜は、ドミンゴの歌声をたっぷりと堪能できる『ガラ・ドミンゴ』。

 上演するのは、シェイクスピアの四大悲劇のひとつを題材にしたヴェルディ後期の傑作で、愛憎うずまく破壊的な心理劇が見ものの《オテッロ》、自らのコンプレックスゆえ、愛の告白すらできない詩人のかなわぬ恋を描いた、切ない恋物語《シラノ・ド・ベルジュラック》、魔性の女カルメンとその愛に囚われるドン・ホセの、あまりにも有名な悲劇《カルメン》の三作品。ドミンゴが愛してやまないオペラの名作ばかりだ。しかも、そのすべてがクライマックスを迎える最終幕(第4幕)の上演で、一夜にして3つの作品の"いいとこ取り"ができる、ちょっと欲張りで贅沢な一夜だ。

 第二夜は、ドミンゴの指揮で、世界最高の《アイーダ》に自信と誇りをもつアレーナ・ディ・ヴェローナの十八番、《アイーダ》を全幕上演する。

 ここ数年、指揮者としても精力的な活動を続けているドミンゴだが、メトロポリタン歌劇場で指揮をするほか、これまでワシントン歌劇場、ロサンゼルス歌劇場の芸術監督も歴任するなど、その評価はすでに確固たるものとなっている。自らが歌手であり、また、カラヤンをはじめ、歴史に名を刻む錚々たる指揮者のもとで長年歌ってきただけに、どこでどういう演奏をすれば歌手が一番歌いやすく、そして、聴衆が一番感動できるのか、知り尽くしているという強みもある。

 アイーダ役に、世界的ソプラノ歌手ダニエーラ・デッシ、そして、ラダメス役にファビオ・アルミリアートとという、公私ともに息のあった名コンビによる舞台は、すでに大成功を収めているが、背景に映像を駆使した、これまでにない画期的な新演出も見逃せない。

 バレンタインデーに贈る、特別な二夜。

 ドミンゴの美声に酔いしれ、そして、彼が紡ぎ出す"音楽"と"愛の物語"に感動したい





2010-02-02 16:26 この記事だけ表示
 
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