ショパン生誕200年記念 フジコ・ヘミング「東京芸術劇場 心のリフレッシュコンサート」[公演情報]

 「東京芸術劇場 心のリフレッシュコンサート」は帰宅時のラッシュアワーを回避し、同劇場の大ホールで癒しのひと時を過ごしてもらいたい……という願いからスタート。
初回以来、毎回完売となりアンコールの声が高いピアニスト、イングリッド・フジコ・ヘミングによる恒例の動物愛護のチャリティコンサートです。

 フジコ・ヘミングは常日頃から動物愛護の活動に積極的に取り組んでいますが、今回の公演では入場料の一部が動物愛護団体へ寄付されます。近年、お年寄りだけの夫婦や一人暮らし、核家族の家庭が増加し、その中で動物達は、家族同様の存在として意識されるようになりつつあり、人間と動物達との関係も以前とは変わってきたと言えます。そんな中でも未だに引っ越しや動物の妊娠・病気などの理由による放置や殺処分、人気ペットの大量売買やその後の在庫処分、動物虐待などの問題はあとを絶たずに起こっています。
 このような現状の中で、私達は「命」とはいったい何であるのかを考える必要があるはず。
そのような思いを込めて行われる2時間弱の公演はフジコ・ヘミングの思いと共に優しい気持ちでリフレッシュできる絶好の機会となるでしょう。

 時間帯が早い公演ですので、帰宅の足を心配することもなく、コンサート後に池袋でゆっくりと食事を楽しんだりする事もおすすめです。

公演日:2010/6/3(木) 18:30開演
会場:東京芸術劇場 大ホール


イングリッド・フジコ・へミング
INGRID Fuzjko Hemming

 東京芸大出身の母とロシア系スウェーデン人の父を両親としてベルリンに生れる(5歳で日本へ帰国)。母の手ひとつで育ち、5歳で母からピアノを学ぶ。10歳からレオニード・クロイツァーに師事。青山学院在学中に日本でデビュー。その後、NHK毎日コンクール、文化放送音楽賞など多数受賞。渡辺暁雄指揮日本フィルなど多くの国内オケと共演。たまたま来日中のサンソン・フランソワは日比谷でのフジコのショパンとリストを聞いて絶賛した。28歳でベルリンへ移りベルリン市立音楽大学で学ぶ。その後、ヨーロッパで演奏家としてキャリアを積む。今世紀最大の作曲家・指揮者の一人といわれるB・マデルナにウィーンで才能を認められ彼のソリストとして契約したことはフジコの最も誇りにしている事のひとつである。この契約に際しては彼女の演奏に感銘を受けたL・バーンスタイン、N・マガロフ、S・チェルカスキーなどの後押しもあった。しかし演奏会直前に風邪をこじらせ聴力を失うというアクシデントに見舞われる。失意の中ストックホルムに移住、耳の治療のかたわら教師の資格を得、以降はピアノ教師としてドイツ、フランスに住む。2003年11月DECCAから初のワールドリリースCD発売。

 2004年にはY・シモノフ指揮モスクワフィルハーモニー管弦楽団、M・フランク指揮ベルギー国立管弦楽団、イギリス室内管弦楽団、ハンガリー放送交響楽団等と共演。またヨーロッパ、アメリカツアーを行う。リリースした。

 CDは日本ゴールドディスク大賞、クラシックアルバムオブ・ザ・イヤーを受賞。以来95万枚を売り上げクラシック界では異例のことである。

演奏活動で多忙を極める中でも米国同時多発テロ後の被災者救済のために1年間のCD売り上げ印税を全額寄付。またアフガニスタン難民のためにコンサートの出演料を寄付するなど彼女の深い人間愛を窺わせる援助も行っている。徹底した動物愛護者であり20年来のベジタリアンである。

 当シリーズでは第1回から出演し、動物愛護活動に並々ならぬ情熱を傾けている。



2010-03-10 12:40 この記事だけ表示
 
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