"ビロード"の弦に"黄金"の金管!マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、来日公演![公演情報]

 ベルリン・フィル、ウィーン・フィルの常連でもあり、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団という2つの超一流オーケストラのシェフを務める指揮者のマリス・ヤンソンス。世界のクラシック音楽界で揺るぎない存在を示すなか、2004年以来、2年おきにこの2つのオーケストラを交互に引き連れて来日し、名演を聴かせてくれているが、今年もまたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との来日が実現する。

日時:11/21(日)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール (神奈川)


日時:11/20(土)・11/22(月) 
会場:サントリーホール(東京)

 名指揮者と言われる指揮者のなかでも、マリス・ヤンソンスほど、期待を裏切らない指揮者も珍しいだろう。なにしろ、毎年来日しての演奏会、そのすべてが、ため息がでるほどの名演ばかりなのだから。ホームグラウンドならともかく、遠く日本への演奏旅行で高いレベルの演奏を維持し続けるのは、並大抵のことではない。それができるのは、ヤンソンスの非凡さゆえのことだろう。だからこそ、毎年日本へ招かれているのであり、そして、ファンも再度の来日を心から待ち望んでいるのだ。

 帯同するロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は、1888年に創立されたヨーロッパの超名門。イギリスの音楽専門誌『グラモフォン』誌が2008年に発表した世界オーケストラ・ランキングでは、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルを抑え、第1位にランキングされたほどだ。"ビロード"の弦、"黄金"の金管との代名詞にたとえられることの多いロイヤル・コンセルトヘボウ管だが、まったくもってその通り!と言わざるを得ない。ウィーン・フィルが甘く美しい響きを特徴とし、ベルリン・フィルが名手揃いの機能性豊かなスーパー・オケだとすると、どこまでも渋く芳醇で重厚な響きを伴う弦と輝かしい管楽器の絶妙な調和、それがロイヤル・コンセルトヘボウ管の特徴だと言えるだろう。

 今回のプログラムは、若きヴァイオリンの名手ギル・シャハムとのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とブラームスの交響第4番、そして、マーラー・イヤーにふさわしく、独唱、合唱つきの大作、交響曲第3番だ。いずれもロイヤル・コンセルトヘボウ管の音色を堪能するにはこれ以上ないという曲目だが、どちらか選ぶとすれば、マーラーをおすすめしたい。なぜなら、マーラーの交響曲第3番をこれほどの名門オケで聴く機会はめったにないことだからだ。独唱のアンナ・ラーソンは、名歌手を発掘することにおいてはずば抜けた才能をもつ名指揮者クラウディオ・アバドに認められ、アバド指揮の下、マーラーの交響曲で世界の檜舞台に踊り出た、今、最も注目されている歌手の一人だ。おそらく、期待に違わず、歴史にのこる名演となることだろう。

日時:11/21(日)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール (神奈川)


日時:11/20(土)・11/22(月)
会場:サントリーホール(東京)



2010-05-14 19:03 この記事だけ表示
 
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