「オルフェウス室内管弦楽団&五嶋龍」、絶妙なプログラミングでの注目公演をご紹介![公演情報]


(C)Universal Music

 ニューヨークを本拠に活躍している世界最高峰の室内管弦楽団であるオルフェウス室内管弦楽団。1972年に創設された同団は指揮者を置かず曲ごとにリーダー役を替えるユニークな方法で常に世界のトップに君臨してきました。1988年に初来日し2012年で11回目。
 国内の人気はもとより、世界で活躍中の五嶋龍をソリストに迎え、オルフェウスならではの絶妙なプログラミングでの来日公演となります。是非ご注目ください。

 今年で結成40周年を迎えるこの楽団は、今の室内管弦楽団の興隆(マーラー・チェンバー・オーケストラ、ドイツ・カンマーフィル、水戸室内管弦楽団などなど)の先駆けというべき存在である。
 今回の日本公演では、ヴァイオリニスト五嶋龍との共演が楽しみだ。五嶋みどりの弟である彼は、1995年、7歳でオーケストラと共演するなど、姉みどりに劣らない神童ぶりを発揮。16歳で名門ドイツ・グラモフォンにデビュー・アルバムを録音。ハーヴァード大学では物理学を専攻した。空手の有段者でもある。
 ニューヨークで生まれ育った五嶋にとって、オルフェウス室内管は馴染みが深く、メンバーにも知り合いが多いという。2008年のオルフェウス室内管の日本公演では、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」を共演。この成功により、五嶋は、2010年5月のオルフェウス室内管のニューヨークでの定期演奏会に迎えられ、ブルッフのヴァイオリン協奏曲を弾いて、カーネギーホール・デビューを飾ったのであった。今回は、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演。古典的な美しさと劇的なスケールの大きさを誇るベートーヴェンの傑作。五嶋龍の進境を聴くには最適の曲である。また、オルフェウス室内管との心の通じ合ったコミュニケーションも聴きもの。
 ほかにオルフェウス室内管のみで、ロッシーニの「アルジェのイタリア女」序曲とメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」が演奏される。ロッシーニの軽快な序曲は、オルフェウス室内管がデビュー当初から得意としてきたレパートリー。理屈抜きで、彼らのメリハリのある音楽が堪能できるだろう。メンデルスゾーンがイタリア旅行からインスピレーションを受けて書き上げた「イタリア交響曲」は、まさにイタリアを思わせる明快さや歌に満ちている。第4楽章はサルタレロの熱狂的なリズム! オルフェウス室内管の生き生きとしたアンサンブルにはぴったりの作品である。

(文/山田治生)


公演概要

オルフェウス室内管弦楽団&五嶋龍


<公演日時・会場>
5月31日(木)19:00仙台 東北大学百周年記念会館
川内萩ホール
6月1日(金)19:00東京 サントリーホール
6月3日(日)15:00大阪 ザ・シンフォニーホール

<出演者>
ヴァイオリン:五嶋龍
管弦楽:オルフェウス室内管弦楽団

<曲目>
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
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メンデルスゾーン:交響曲 第4番イ長調「イタリア」

<座席選択先行>
東京公演:2012年2月21日(火)12:00〜2月23日(木)18:00

<プレオーダー>
仙台公演:2012年2月25日(土)12:00〜2月26日(日)18:00

<一般発売>
東京公演:2012年2月25日(土)〜
大阪公演:2012年2月26日(日)〜
仙台公演:2012年3月3日(土)〜



2012-02-21 14:05 この記事だけ表示
 
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