ネマニャ・ラドゥロヴィチpresents≪悪魔のトリル≫見どころを紹介![公演情報]

ヴァイオリニストのネマニャ・ラドゥロヴィチが「もっと気楽にクラシック音楽を楽しんでほしい」と自ら結成した弦楽アンサンブル「悪魔のトリル」とともに録音したアルバム「悪魔のトリル」は2009年にリリースされると大反響を呼んだ。そんな彼らが来日し、白熱のライヴ・パフォーマンスを繰り広げる。


見どころ



 ネマニャ・ラドゥロヴィチは、1985年旧ユーゴスラヴィア(現セルビア)生まれ。15歳でパリ音楽院に入学しフォンタナローザに師事。そのほか、メニューインやアッカルドらの名ヴァイオリニストからも薫陶を受ける。その後、2003年のハノーファー国際コンクールなどで優勝し、国際的に注目される。これまでに、バッハやイザイなどの作品を収めた無伴奏ヴァイオリン曲集、プラハ室内管弦楽団を弾き振りしたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、セルビアとフランスの若手によるアンサンブル「ドゥーブル・サンス」とのヴィヴァルディの「四季」、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5、7、8番、そして「悪魔のトリル」などのアルバムをリリースしている。

 ラドゥロヴィチの魅力は、その卓越したテクニックと甘美な音色にある。今回の公演では、クライスラーやパガニーニなどのヴァイオリン名曲のほか、「悪魔のトリル」自身の編曲によるブラームスの「ハンガリー舞曲第1番」やモンティの「チャールダーシュ」、そして、「シンドラーのリスト」や「ライフ・イズ・ミラクル」の映画音楽など、彼の魅力が満喫できるプログラムが組まれている。セドラルの「日本の春」は、2011年の東日本大震災のあと、ラドゥロヴィチが日本のためにセドラルに作曲を委嘱したもので、日本のメロディを織り込みながら、ヴァイオリンの超絶技巧も披露される作品だ。ラドゥロヴィチが、気心の知れた「悪魔のトリル」の仲間たちと繰り広げる濃密で即興的な演奏は、クラシック・ファンだけでなく、あらゆる音楽ファンを魅了するものだといえよう。

〔文/山田治生〕


公演概要

ネマニャ・ラドゥロヴィチ presents ≪悪魔のトリル≫

<公演日程・会場>
2013/10/21(月) 東京オペラシティ コンサートホール (東京都)
<出演>
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ソロ/ヴァイオリン)
ギヨーム・フォンタナローザ(ヴァイオリン)
フレデリック・ドゥシュ(ヴァイオリン)
ベルトラン・コス(ヴィオラ)
アンヌ・ビラニェ(チェロ)
ナタナエル・マルヌリー(コントラバス)
<曲目>
クライスラー(デュパン編):プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ、モーツァルト(セドラル編):アダージョとロンド ハ短調 K617、J.S.バッハ(デュパン編):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV1004より)、セドラル:日本の春、ベリオ:バレエの情景、パガニーニ:カンタービレ、ビゼー(デュパン編):ハバネラ(オペラ「カルメン」より)、フォーレ(悪魔のトリル編):夢のあとに、映画音楽「ライフ・イズ・ミラクル」より(セドラル編)/「シンドラーのリスト」より(ウィリアムズ/セドラル編)、ブラームス(デュパン編):ハンガリー舞曲第1番、モンティ(悪魔のトリル編):チャールダーシュ




2013-06-03 16:04 この記事だけ表示
 
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