カール・シューリヒトの再来か!?−上岡敏之[公演情報]

 

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 この日をどんなに待ち望んだことだろう。上岡敏之が手兵ヴッパータール響とともに来日し、東京だけでも二回のコンサートを指揮するのだ。嬉しい!胸がわくわくする。

読売日響を振ったシューマンの「四番」、ブラームスの「一番」、モーツァルトの「リンツ」を耳にして以来、ぼくは上岡という指揮者が未来のシューリヒトになることを信じて疑わないようになった。シューマンの味の濃さは別として、モーツァルトもブラームスも一見速いテンポですっと流しつつ、得もいわれぬニュアンスに満ち、大胆なルバートが頻出し(しかも極めて自然に)、ときには大爆発を起こす。とても只者ではない。しかも、今回は手兵との公演と思うとさらに期待は高まる。

おそらくは彼の手足のように動くであろうヴッパータールとの「運命」や「悲愴」は聴きもの中の聴きもの!接してみるまでは演奏の外観すら考え及ばない。能力はあっても深い芸術的表現力に欠ける指揮者たちが跋扈する現在、眞の才能とはいかなるものであるかを上岡は示すであろう。必然的に聴衆の耳や感受性も試させることになる。

ブルックナーに対しては、僕は慎重に構えておこう。あまりに特殊な作曲家だからだが、逆に上岡のシューリヒト・スタイルがマッチするかも知れない。しかし、それよりも弾き振りのモーツァルトが大期待だ。

宇野功芳(音楽評論家)


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