【連載企画】ウィーン国立歌劇場 日本公演実現に向けて![公演情報]
◆“異例”の準備となった“コシ”の回転舞台!

 ロベルト・デ・シモーネ演出によるこの『コシ・ファン・トゥッテ』は、1994年にアン・デア・ウィーン劇場でプレミエが行われ、その後2003年からウィーン国立歌劇場で上演されてきました。当初から大評判となったこの舞台の魅力は、演奏はもちろん、美しい美術や衣裳、そして回り舞台を使うことの効果が大きなポイント。音楽と物語が一体となって流れるように進行することを可能にするのが、大掛かりに組まれた回り舞台です。

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■ウィーン国立歌劇場『コシ・ファン・トゥッテ』

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 じつはこの回り舞台、劇場機構上、日本の会場ではウィーン国立歌劇場で行われている方法を用いることができません。ウィーンではセリを使い舞台の下から手動で音楽に合わせて回すのですが、日本ではセリが使えないため、特別にコンピュータ制御による電動で舞台を回転させることになりました。2月上旬のウィーンでの上演は、日本公演用の電動の回り舞台をウィーン国立歌劇場において試運転するという重要な役割があったのです。

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 驚くべきは、この上演初日の2日前には丸1日かかって電動による回り舞台の調整がおこなわれ、前日にはこの回り舞台を実際にテストするためにゲネプロが行われたことです。シーズン中、ほぼ毎日違う演目を上演しているウィーン国立歌劇場が、ゲネプロのために一晩休演するというのは、極めて異例なことなのです。

 さまざまなオペラハウスによる「引越し公演」が相次ぐ昨今ですが、中には、本拠地の劇場とは違う簡略化したセットを日本用にもってくることもあって、実際に現地で観たことのあるファンが失望したという声を聞くことも少なくありません。
 現地で上演されている舞台の魅力そのままを日本に運ばなければ、「引越し公演」とはいえません。現地ウィーンと日本では劇場条件が違いますが、それでも現地そのままに、場合によっては現地以上に舞台の魅力を伝えようというのが、"オペラの殿堂″を自認するウィーン国立歌劇場の矜持なのです。

★貴重な舞台裏を撮影した現地映像はこちら!
<3/10up!>

e+特集「ウィーン国立歌劇場」はこちら

【公演情報】
■ウィーン国立歌劇場『コシ・ファン・トゥッテ』
10/21(火)〜10/27(月)東京文化会館大ホール

【e+独占先行受付!】
<S〜D席>3/13(木)〜3/16(日)

【一般発売】
<E〜F席>3/8(土)

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2008-03-07 21:05 この記事だけ表示
 
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