フォルクス・オーパー≪ボッカチオ≫、≪マルタ≫出演のアンティゴネ・パポウルカス&メルバ・ラモスインタビュー![公演情報]
「ボッカチオ」主演 アンティゴネ・パポウルカス インタビュー

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 フォルクスオーパー版『ボッカチオ』を観る人は、タイトルロールを演じるアンティゴネ・パポウルカスの実力を伴ったカッコ良さに驚くに違いない。
「私が得意にしている役って、『フィガロの結婚』のケルビーノとか『ばらの騎士』のオクタビアンとか、男の子の役が多いの。だからボッカチオ役を初演どおり女性歌手の手に戻せ、私が演じられて本当にうれしいわ。とは言ってもドレッド・ヘアでやるなんて思いもよらなかったけど(笑)」

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 アンティゴネのカッコ良さの一つには、フェンシング場面のリアルさもある。

「だって実際にやっていたもの(笑)。ドイツの女性選手がオリンピックで金メダルを取ったのに憧れて。そうでなくとも1歳下の弟とは大の仲良しだったから、しょっ中、チャンバラごっことかボーイッシュな遊びをしていたし、映画『マトリックス』のキャーリー=アン・モスに似ているって言われるのが最高のほめ言葉よ(笑) 」

 日本でも"恋はやさし・・・"が有名なこのオペレッタ、実際に演じてみての魅力はどこにあると感じただろう?

「『デカメロン』を書いたボッカチオって、きっとこんな日々をおくっていたんだろうなと感じさせるイキイキとした人物描写と、いろんなスッタモンダがあっても、ちゃんと真実の愛の美しさがうたわれているところかしら。恋の手練れが実はとても純情だったり、そういう思わぬ落差が演じていても楽しいし、もちろんスッペの音楽は最高よ」

■ウィーン・フォルクスオーパー オペレッタ「ボッカチオ」
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「マルタ」主演 メルバ・ラモス インタビュー

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 ちょっとでも目を離していると、場面が目まぐるしく変わるのも魅力のフォルクスオーパー版『マルタ』。主人公の王女の女官ハリエットを演じるメルバ・ラモスの圧倒的な声量は最大の魅力だ。

「『マルタ』をやる喜びは、まさにその転換の早さにあるの。最初は宮廷の暮らしにうんざりしているアンニュイな感じを歌い、
一転村娘に変装して村の市に出かけると、女中探しに来ていた若者と出会ってしまう。ちょっとした刺激がほしかっただけなのに、いつの間にか相手の若者に恋をしてしまうのって、これが逆パターンなら、バレエの『ジゼル』とかには結構あるでしょ?」

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 確かにハリエットと親友のナンシーの大冒険( ? ) には悪気など全くないとことからスタートしているが。

「もっとも宮廷→村娘→宮廷人の狩・・・といった素早い衣装替えもそうだけど、マイケル・マッカフェリーの演出は舞台装置を
短時間に大胆にチェンジするものだから、リハーサルで動きをチェックしておかないと、ちょっと危ないの(笑)。それでも宮廷の女官たちの狩のシーンに犬が出てきたり、ちゃんと乗馬しているように見える工夫があったりと、演じている私たちも楽しくなるけれども」

 "庭の千草"として有名な"夏の名残のバラ"は思わず唱和したくなりそう。

「日本でも有名なの!?ハリエットの心情もうかがえる美しいメロディで、私も大好きよ!」

◎取材・文/佐藤友紀(フリー・ライター)

■ウィーン・フォルクスオーパー オペラ「マルタ」
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≪ウィーン・フォルクスオーパー≫公演
e+のみ4月5日(土)10:00AMより第二次発売決定!

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*チケット1枚につき1枚 キャンペーン期間 4/5(土)〜4/20(日)18:00まで

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2008-04-03 12:32 この記事だけ表示
 
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