OJI HALLホール コレクション May[OJI HALLホール コレクション]
良質な公演を定期的にお届けしているOJI HALL。
5月発売の公演では、各音楽界から容姿端麗の貴公子たちが集まりました。
もちろん実力は折り紙付!ヴァリエーション豊かな公演の数々をお楽しみください。

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【INDEX】
・銀座ぶらっとコンサート#27 宮本益光の王子な午後5 Shall we Dance?
・モザイク・カルテット 〜アーノンクールの4人の申し子たちが奏でる、ウィーンの伝統の響き〜
・イアン・ボストリッジ&ジュリアス・ドレイク 〜魅惑のテノールの魅力全開。ブリテン、コール・ポーター、ノエル・カワード、クルト・ワイル〜
・グザヴィエ・ドゥ・メストレ 〜鮮やかに時代を吹きぬけるダンディーなハーピスト〜
・ジャン=ギアン・ケラス&アレクサンドル・タロー 〜今注目のケラスとタロー、美しく刺激的な共演〜
・エマニュエル・パユ無伴奏の夕べ 〜フルートの貴公子パユの初めての無伴奏リサイタル〜



◆銀座ぶらっとコンサート#27
 宮本益光の王子な午後5 Shall we Dance?

2008.9.3  13:30 ¥2500
<出演者>
宮本益光(バリトン)
加藤昌則 (作曲・ピアノ)

 平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』 第27回。オペラ歌手の宮本益光が、魅惑のバリトンと楽しいトークで綴る70分間。早くも5回目を迎えた人気シリーズ、今回は王子がダンスにお誘いします?! 心浮き立つリズムに身を任せてお楽しみください。

<曲目>
〜踊るリズム 跳ねる音 そして舞う心〜
  
山田耕筰/北原白秋:松島音頭
清水 脩/中原中也:サーカス
ロッシーニ:ダンス
加藤昌則:デジリングダンス(ピアノ・ソロ)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」より シャンパンの歌
      :「コシ・ファン・トゥッテ」より 彼をご覧ください
グノー:「ファウスト」より 金の子羊の歌

<プロフィール>
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●宮本益光(バリトン)
 1972年生まれ。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。学生時代から数々のコンクールで受賞し、95年にヘンデル「メサイア」のソリストでコンサートデビュー後、主たる宗教曲のソリストを務める。
 96年、広島オペラルネッサンス「ドン・ジョヴァンニ」マゼット役でオペラデビュー。以後めきめきと頭角を現し、99年の広島オペラルネッサンス、、2000年の北海道二期会公演「ドン・ジョヴァンニ」のタイトル・ロール、01年、東京室内歌劇場公演「ヴェニスに死す」の旅人他一人七役、02年には、新国立劇場小劇場シリーズで原嘉寿子「シャーロック・ホームズの事件簿」タイトル・ロール、神奈川国際芸術フェスティバルで三善晃「遠い帆」徳川家康役、03年、新国立劇場のR.シュトラウス「アラベッラ」、東京室内歌劇場でのアンドレ・プレヴィン「欲望という名の電車」(日本初演)スタンレー役。そして04年、宮本亜門演出「ドン・ジョヴァンニ」のタイトル・ロールで二期会デビューを果たし、高い評価を得た。古典から現代作品、邦人作品まで、幅広いレパートリーを持つ。
 また、オペラの日本語訳詞上演について研究しており、これまでに「カルメン」、「ドン・ジョヴァンニ」、「奥様女中」、「地獄のオルフェ」の新日本語訳を発表している。95年に新しい日本の音楽文化を創造することを名目に「桜声舎」を結成。代表として意欲的に活動している。05年秋にユニバーサル・ミュージックより日本語で歌った子守歌のCD[おやすみ]がリリースされた。二期会会員。

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●加藤昌則 (作曲・ピアノ)
 1972年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業、同大学大学院修了。在学中より自作自演による活動を始め、イギリス、イタリアなどでも自作品によるコンサートを開く。
 NHK-FM「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」などに出演した折も自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。
 96年に初の自作自演による個展を開いて以来、毎年個展を持続して行っているが、98年の東京オペラシティー、2001年の浜離宮朝日ホールなどの演奏会においては誌上にも取りあげられ、作品・演奏共に高く評価され、03年3月にはウィーンの楽友協会ホールにて全自作自演による鮮烈なデビューを果たした。一方作曲家としても幅広い分野に曲を提供しており、99年の合唱声楽作品のみによる初の個展以後、合唱作曲家としてもデビュー、以来合唱の委嘱も多く手がけている。
 02年、初の舞台作品である「ME」を初演。04年3月にはスイス、トーンハレ管弦楽団メンバーによる委嘱初演や、05年6月のスロヴァキアフィルハーモニーの来日公演での新作初演(サックスソロ=須川展也)など海外の演奏家や著名演奏家による作品の演奏も目立ってきている。06年には初のオペラを初演、誌上等でも高く評価され、同年12月、神奈川フィル定期での委嘱作品初演も満員の盛況と成功を収めた。
 01年にデビューCD「SOLO」(ART-3067)を発売。CD全曲所収の楽譜集も出版。女声合唱組曲「5つのソネット」の楽譜も出版している。07年3月に2枚目のCD「あしたのうた」(ナミレコード)を発売(バリトン宮本益光)、誌上にも多く取り上げられている。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。
ホームページ http://www.masanori-music.com/

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◆モザイク・カルテット
 〜アーノンクールの4人の申し子たちが奏でる、ウィーンの伝統の響き〜

2008.10.30 19:00 ¥6000
<出演者>
エーリッヒ・ヘーバルト(ヴァイオリン) 
アンドレア・ビショフ(ヴァイオリン)
アニタ・ミッテラー(ヴィオラ) 
クリストフ・コワン(チェロ) 

 美しく暖かく、時にユーモアさえ漂う弦の響き。
 アーノンクールの4人の申し子たちが、2006年モーツァルト・イヤー以来2年ぶりに王子ホールに登場。今回は、自家薬籠中のウィーン古典派ハイドン、シューベルトにロマン派のメンデルスゾーンを加えて、古楽器が持つ独特の音色と歌心溢れる美しいウィーン伝統の響き、まさに"モザイクの音楽"をお届けします。

<曲目>
ハイドン:弦楽四重奏曲 第35番 ヘ短調 Op.20-5 Hob:III.35
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.12
シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 Op.29 D804 「ロザムンデ」

<プロフィール>
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 古楽器による弦楽四重奏団としては世界最高峰にあるモザイク・カルテットは、アーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのコンサートマスターはじめ主要メンバーを中心に1985年に創設された。
 彼らの演奏は学究的解釈のみにとらわれず、ウィーンの伝統の美しく響く弦の音色を古楽器で表現する、いわばピリオド楽器とモダン楽器両方の良さを取り入れている希有なグループである。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトといったウィーン古典派を得意とする。少なめのヴィブラートなど純正調の響きを大切にし、古楽器が持つ独特の音色と、歌心あふれる演奏は「美しい」の一言。今年で5回目の来日となる。

●エーリッヒ・ヘーバルト(ヴァイオリン) 
 1956年ウィーン生まれ。グレーテ・ビーダーマンとフランツ・サモイル、さらにザルツブルクでシャンドール・ヴェーグに師事し、彼の弦楽四重奏団に78年から80年まで在籍した。
 80年から86年までウィーン交響楽団のコンサートマスター。81年よりニコラウス・アーノンクールの主宰するウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのコンサートマスター及びソリストを務める。また、ウィーン弦楽六重奏団の第1ヴァイオリン奏者でもあり、モダン楽器とピリオド楽器の両分野において活躍している。 使用楽器:フィリウス・アンドレア・グァルネリ(1683年クレモナ製)

●アンドレア・ビショフ(ヴァイオリン)
 1957年フォーアアルベルク生まれ。ウィーンでグレーテ・ビーダーマンとトーマス・クリスチャンに師事。80年よりオーストリア・バッハゾリステンのコンサートマスター兼ソリスト。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのメンバー。ウィーン音楽大学にて室内楽の教鞭をとる。 使用楽器:(18世紀後半フランス製)

●アニタ・ミッテラー(ヴィオラ) 
 1955年リンツ生まれ。ザルツブルクでユルゲン・ガイゼ、プラハでアントニン・モラヴェック、ウィーンでトーマス・クリスチャンに師事。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのメンバーであり、ザルツブルク・バロックアンサンブルを率いる。ザルツブルクのモーツァルテウムでヴァイオリンとヴィオラを教える。 使用楽器:カロルス・ル・ポ(1725年リール製)

●クリストフ・コワン(チェロ) 
 1958年カン生まれ。カンにてジャック・リポシェに、その後パリでアンドレ・ナヴァラに師事。さらにジョルディ・サヴァールのもとで学び、彼のアンサンブル、エスペリオンXXのメンバーとなった。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスおよびアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、イル・ジャルディーノ・アルモニコの客演ソリストを務める。1985年にモザイク・カルテットを創設。パリの国立高等音楽院およびバーゼルのスコラ・カントルムで教鞭をとる。 使用楽器:アレッサンドロ・ガリアーノ(1705年頃ナポリ製)

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◆イアン・ボストリッジ&ジュリアス・ドレイク
 〜魅惑のテノールの魅力全開。ブリテン、コール・ポーター、ノエル・カワード、クルト・ワイル〜

2008.11.13 19:00 ¥9000
<出演者>
イアン・ボストリッジ(テノール)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

 待望のボストリッジが王子ホールに登場します。しかもブリテン、コール・ポーター、ノエル・カワード、クルト・ワイルで構成された、彼の母国語である英語の歌をたっぷりと堪能出来る素敵なプログラムを携えて。
 プログラム前半のブリテンの「冬の言葉」は2006年の来日時にシューベルトの「冬の旅」と共に披露されましたが、名演を再び。トーマス・ハーディの詩の世界を315席でじっくり味わっていただきたいと思います。後半はエンターテイナー、ボストリッジの魅力全開。「ソングブック」という名盤も録音しているほど自身思い入れ深いカワードにコール・ポーター、クルト・ワイル、いずれも英・米国ショー・ビジネス界の鬼才というボストリッジからのプレゼント。王子ホールもサロンからライブハウスに変身します。このセンスの良さが散りばめられた時間を共に創り上げるパートナー、ジュリアス・ドレイクのピアノがまた素敵。
 揺るぎない言葉と音楽の一体感で聴衆を別世界へさらって行くボストリッジ。その魅力に抗うのは諦めて、一夜魅惑の世界を旅しましょう。

<曲目>
ベンジャミン・ブリテン(ウィリアム・スーター詞):歌曲集 「この子らは誰?」 Op.84 より
 悪夢/殺戮/この子らは誰?/子供達 
ベンジャミン・ブリテン(ト-マス・ハーディ詞):歌曲集 「冬の言葉」 Op.52
 11月のたそがれ/グレート・ウェスタンの真夜中/せきれいと赤ん坊/古い小机
 聖歌隊指揮者の葬式/いばった歌い手たち/停車場で(上り)/生まれる前と死んでから

********** 休憩 **********

ノエル・カワード:ひとりだけの旅/あなたと行けたなら
20世紀のブルース/ダンス、リトル・レディ!
クルト・ワイル:マック・ザ・ナイフ(メッキー・メッサーの殺人物語大道歌) 他予定
コール・ポーター:夜も昼も/いつもさよならを/ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングズ

<プロフィール>
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●イアン・ボストリッジ(テノール)
 オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジで歴史学の博士課程を修了後、本格的に歌手としてのキャリアをスタートさせた。
 これまでに世界中の主要なホールでのリサイタルをはじめ、エディンバラ、ミュンヘン、ウィーン、オールドバラ、シューベルティアーデなどの音楽祭にも出演している。
 2003〜04年、アムステルダム・コンセルトへボウのカルテ・ブランシュ・シリーズに出演。05〜06年カーネギー・ホール、08年ロンドンのバービカンにて、自らのシリーズを開催している。
 CD録音では、EMIクラシックスと専属契約を結び、シューベルトやシューマンの歌曲集を皮切りに、歌曲、オペラ、カンタータなど多岐にわたる録音を残している。
 2001年にオックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジの名誉学士、また03年にはセント・アンドリュース大学の名誉音楽博士を与えられている。04年には大英帝国勲章のひとつであるCBE(Commander Order of British Empire)を叙任された。

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●ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
 ロンドン生れ。室内楽のスペシャリストとして、世界の多くの一流声楽家、器楽奏者と共演している。
 近年はオールドバラ、エディンバラ、ミュンヘン、ザルツブルク、シューベルティアーデ、タングルウッド音楽祭に登場し、ニューヨークではカーネギーホール、リンカーンセンター、アムステルダム・コンセルトヘボウ、パリのシャトレ劇場、ウィーンのムジークフェライン、コンツェルトハウスなどで演奏している。
 ロンドン王立音楽院の教授を務めるほか、定期的にマスタークラスも開催ており、09年にはリーズ国際ピアノ・コンクールの審査員に招聘されている。
 多くの著名演奏家とアルバムを録音しており、イアン・ボストリッジとはシューマンの歌曲集、2枚のシューベルト歌曲集、ヘンツェの「アラビアの歌」、ブリテンの「カンティクル」「英国歌曲集」、そしてフォーレの「優しい歌」(ベルチャ弦楽四重奏団が共演)がある。

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◆グザヴィエ・ドゥ・メストレ
 〜鮮やかに時代を吹きぬけるダンディーなハーピスト〜


2008.11.14 19:00 ¥6000
<出演者>
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)

 その楽器の概念を変えるアーティストがいます。フルートのパユ、ホルンのバボラク、そしてメストレ。彼もまた、私たちが抱いていたハープという楽器に対する印象を大きく変えた一人ではないでしょうか。ウィーン・フィルのソロ・ハーピストに就任以来、瞬く間にスター街道を駆け上った感がありますが、超絶技巧にハープを奏でる美しい容姿とは裏腹に、その音楽は実に男性的で勇壮です。
 王子ホールには3度目の登場ですが、今回のプログラムも、最新アルバムのドビュッシー作品のみならず、私たちにまた新たなハープの魅力を教えてくれるものです。どうぞご期待下さい。

<曲目>
デザルグ:ハイドンのテーマによる幻想曲
リスト:ナイチンゲール
サンカン:主題と変奏
パリシュ=アルヴァース:大幻想曲「マンドリン」 Op.84

********** 休憩 **********

ドビュッシー:夢想
      :亜麻色の髪のおとめ
      :月の光
      :ロマンティックなワルツ
サルゼード:古い様式の主題による変奏曲 Op.30


<プロフィール>
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●グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)
 9才のときに地元トゥーロンの音楽学校でハープを学び始める。その後、パリでジャクリーヌ・ボロー、カトリーヌ・ミシェルに師事。同時にパリ政治学院、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで政治経済を学ぶ。16才のときにパリで行われた国際コンクールで優勝。その後、カーディフ、ミュンヘン、ウィーン、エルサレム等、主要な国際コンクールの数々で受賞。1998年、USA国際ハープ・コンクール(ブルーミントン)において、第1位と合わせて2つの賞を受賞した。
 22才で首席指揮者ロリン・マゼール率いるバイエルン放送交響楽団のソロ・ハーピストに就任、そして3年後、熱望していたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ハーピストに就任した。
 ソリストとしての活動も活発に行ない、ザルツブルク・モーツァルテウム管、イスラエル・フィルハーモニー管、ルクセンブルク・フィルハーモニー管等数多くの一流オーケストラと共演している。
 2002年5月、ハープ奏者として初めてアンドレ・プレヴィン指揮/ウィーン・フィルとヒナステラ「ハープ協奏曲 Op.25」を演奏、05年7月にはキンボウ・イシイ・エトウ指揮/N響とボアエルデュー「ハープ協奏曲 ハ長調」を演奏した。また、数々の音楽祭からも招待を受け、シュレスヴィヒ・ホルスタイン音楽祭、ザルツブルク音楽祭、ウィーン芸術週間などで、数多くの著名な音楽家・俳優と共演している。
 グザヴィエ・ドゥ・メストレは確立されたハープのレパートリーを広げること、特にあまり知られていない作曲家たちの作品録音に力を入れており、デニーソフ、バウアー、フイセン、ウェングラーらの作品の世界初演を行なっている。また、ハープという楽器の発展、認識を広めることに強い思いを抱き、ハープの指導にも近年熱心に取り組んでいる。2001年よりハンブルク音楽大学の教授。クラ-ヴェス・レコード、オブリガート、ハルモニア・ムンディよりリリースしたCDは批評家、専門家より好評、賞賛を得ている。最新アルバムはRCAからリリースされた「ドビュッシー作品集」(日本盤は6月25日発売)。

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◆ジャン=ギアン・ケラス&アレクサンドル・タロー
 〜今注目のケラスとタロー、美しく刺激的な共演〜

2008.11.21 19:00 ¥7000
<出演者>
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)

王子ホールではお馴染みのケラスに、昨年、クープランとラモーの2大プログラムの圧倒的な演奏で聴衆を魅了したタローが、デュオで登場します。ヨーロッパでは度々共演している二人は、お互いに音楽パートナーとして強く共感し合っており、ケラスは「もう一人の自分が弾いているよう」、ソロ活動を中心にしているタローは「室内楽で共演するならケラス」と語っています。プログラムは、リリースと同時に名盤入りを果たした2人のCD「アルペジョーネ・ソナタ」から3曲、そして初披露となる大曲ブラームスのソナタ第1番。バロックから現代作品まで得意とする2人の魅力をどうぞご堪能ください。

<曲目>
シューベルト:ソナチネ 第1番 ニ長調 D384
シューベルト:アルペジヨーネ・ソナタ イ短調 D821

********** 休憩 **********

ベルク:4つの小品 Op.5
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38


<プロフィール>
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●ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 1967年モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。90年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、95年にドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。
 ソリストとして各地の権威あるホールで演奏する他、現代音楽奏者の第一人者として数々の初演を行っている。また優れた室内楽奏者としても知られ、04年にはタベア・ツィンマーマンらとアルカント・カルテットを結成した。
 95年初来日。02年「天」「地」「人」無伴奏連続リサイタルでセンセーションを巻き起こし、その後毎年日本でツアーを行っている。06年にはアルカント・カルテットとして初来日。07年の王子ホール公演ではダンサーの森山開次とのコラボレーションで話題を呼んだ。
 これまでにブリテン「無伴奏チェロ組曲」、ハイドン「チェロ協奏曲」、ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」、シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」、バッハ「無伴奏チェロ組曲」等のCDをリリース。演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製。ドイツ・シュトゥットガルト音楽大学教授。

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●アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 1968年生まれ。パリ国立高等音楽院卒業。現代フランスを代表するピアニストの一人で、特に優れたCD録音が注目を集めている。常に意欲的なプログラムに取り組み高い評価を獲得しており、頻繁にソロ・リサイタルを行っている。07年10月に行われた王子ホール公演ではラモーとクープランのプログラムを組み、「生まれたばかりのような息吹に満ちた演奏は満席の聴衆を魅了した」(白石美雪)等、絶賛を博した。
 室内楽ではチェリストのジャン=ギアン・ケラスとのデュオで度々リサイタルを行っており、06年秋にリリースしたCD「アルペジョーネ」の成功により、ヨーロッパの主要コンサートホールでデュオ・リサイタルを行っている。オーケストラ・ソリストとしては、これまでにバイエルン放送響、日本フィル、都響、フランス国立管等と共演している。近年はハルモニア・ムンディのアーティストとして、ラモーの「新クラヴサン組曲」、ラヴェルのピアノ作品全集(世界初録音2作品を含む) など、フランス作品を中心に数々の録音をリリース。最新ソロCDとしてクープラン作品集を発表した。

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◆エマニュエル・パユ無伴奏の夕べ
 〜フルートの貴公子パユの初めての無伴奏リサイタル〜

2008.11.28 19:15 ¥7000
<出演者>
エマニュエル・パユ(フルート)


一本のフルートで描く、限りのない世界

 空気を自在に操る男――エマニュエル・パユが現代最高の管楽器奏者の一人であることは、誰もが認めるところでしょう。ベルリン・フィルのトップとして、すぐれた室内楽奏者として、そしてスター・ソリストとして八面六臂の活躍を続ける彼の至芸を堪能する、またとない機会がやって来ます。
 この日彼は、何百年という時を自在に行きつ戻りつし、限りなく広がる世界を一本のフルートで描いてくれることでしょう。

<曲目>
ベリオ:セクエンツァ I
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲 第1番 イ長調
    :無伴奏フルートのための12の幻想曲 第2番 イ短調
    :無伴奏フルートのための12の幻想曲 第3番 ロ短調
ジョリヴェ:「5つの呪文」 より 1. 交渉相手を迎えるために、そして会見が和解に達するように
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲 第4番 変ロ長調
    :無伴奏フルートのための12の幻想曲 第5番 ハ長調
ジョリヴェ:「5つの呪文」 より 2. 生まれる子が男であるように
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲 第6番 ニ短調
    :無伴奏フルートのための12の幻想曲 第7番 ニ長調
ジョリヴェ:「5つの呪文」 より 3. 農夫の耕す田畑の収穫が豊かであるように 
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲 第8番 ホ短調
    :無伴奏フルートのための12の幻想曲 第9番 ホ長調
ジョリヴェ:「5つの呪文」 より 4. 生命と天地との穏やかな合致のために
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲 第10番 嬰ヘ短調
    :無伴奏フルートのための12の幻想曲 第11番 ト長調
    :無伴奏フルートのための12の幻想曲 第12番 ト短調
ジョリヴェ:「5つの呪文」 より 5. 首長の死へ〜その魂の庇護を得るために 


<プロフィール>
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●エマニュエル・パユ(フルート)
 1970年1月、フランス人とスイス人の両親のもと、ジュネーヴに生まれる。6歳でフルートを始め、パリ国立高等音楽院でミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーに師事、同音楽院卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレの下で研鑽を積んだ。
 89年の神戸国際コンクール第1位で日本のフルート・ファンの注目を一気に集め、92年には最難関のジュネーヴ国際コンクール第1位を獲得。92年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(音楽監督:セルジュ・チェリビダッケ)より首席奏者として招かれるが、93年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(音楽監督: クラウディオ・アバド)のオーディションに合格し、同年ベルリン・フィル首席ソロ奏者就任。2000年6月ベルリン・フィルを退団、同年9月から01年6月までジュネーヴ音楽院フルート科の教授として後進の指導にあたる。02年4月ベルリン・フィルに復帰、同オーケストラ首席奏者およびソロ・フルーティストとしての演奏活動を再開。
 来日も多く、エリック・ル・サージュ(ピアノ)とのコンビによるリサイタルの他、NHK交響楽団、東京交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ等のオーケストラとの共演、マスタークラスも行っている。06年放送のNHK大河ドラマの紀行音楽にも参加した。現在EMIと専属契約を結んでおり、緻密なプランニングによってリリースされるアルバムは常に楽界の話題を独占している。
 CDは15作を超え、06年にはヴィヴァルディのフルート協奏曲集(R.トネッティ指揮オーストラリア室内管弦楽団)、イェフィム・ブロンフマンとのデュオによるブラームス&ライネッケ・ソナタ集を、07年にはラトル指揮ベルリン・フィルとの共演によるニールセンの協奏曲をリリースした。08年トレヴァー・ピノック(チェンバロ)との共演によるバッハのソナタ集をリリース予定。

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2008-05-29 18:00 この記事だけ表示