西本智実が、今、日本でもっとも注目される指揮者のひとりであることは間違いない。国内外の名だたるオーケストラを指揮し、どのコンサート会場も満員にする手腕は並大抵のものではないが、西本の最大の功績は、これまでクラシックに見向きもしなかった人々をクラシックファンにしてしまったことである。その演奏を聴いた人たちは、みな、「西本さんの心が伝わってくる」というが、西本が、こむずかしい理屈を越えて、音楽の本質をダイレクトに伝えることのできる指揮者であることを物語っている。

 そんな西本智実が2010年の幕開けに行う全国ツアーは、80年以上の歴史を誇る東欧の名門オーケストラ、ラトビア国立交響楽団と行われる。ラトビア国立交響楽団は、バルト3国のひとつラトビアの首都リガ(リヒャルト・ワーグナーが劇場指揮者を務めていたことでも有名)を本拠地とするオーケストラで、創設は1926年。創設当時はわずか14名の団員しかいなかったというが、現在では100名の団員を数え、年間60本あまりの公演を精力的に行う。2003年にラトビア出身のチェリスト、ミッシャ・マイスキーと行った来日公演は記憶に新しい。

 ロシアをそのキャリアの出発点に選んだ西本智実の音楽が、東欧のオーケストラとすこぶる相性がいいことは当然といえるが、こうした、日本ではそれほど知られていなかったオーケストラの音色を積極的に紹介してきたのも、彼女の功績のひとつ。今回のラトビア響からも、きっと伝統的な東欧の響きの世界を引き出してくれるに違いない。プログラムの聴きどころは、チャイコフスキーの交響曲第4番とブラームスの交響曲第4番という2つのシンフォニー。チャイコフスキーの第4番は「運命と戦いそれに勝利する」というプログラムをもち、濃密でドラマティックな音楽が展開していく。一方、ブラームスの第4番は、音楽の本質的な「美」が人の心の奥底をゆさぶる作品。西本のダイナミックで起伏に富んだ指揮棒から、どのような表現が紡ぎ出されるのか、とても楽しみだ。


室田尚子(音楽評論家)


西本智実(指揮)Tomomi Nishimoto


1994年大阪音楽大学作曲学科作曲専攻卒業。1996年ロシア国立サンクトペテルブルク音楽院オペラ・シンフォニー指揮科に留学。文化庁芸術インターンシップ奨学金研修生他、受賞多数。2002年ロシア・ボリショイ交響楽団ミレニウムの首席指揮者に就任し(〜2004年)以降、チャイコフスキー記念財団ロシア交響楽団(RSO)芸術監督・首席指揮者(2004〜2007年)、ムソルグスキー記念サンクトペテルブルク国立アカデミックオペラ・バレエ劇場首席客演指揮者(2004〜2006年)に相次いで就任するなどロシアでの指揮者としての地歩を固めた。「第52回スプリット夏の音楽祭」「第57回ドゥブロヴニク夏の音楽祭」ではロシア響(RSO)と共に招聘されている。オペラ指揮者としても評価が高く、ムソルグスキー記念サンクトペテルブルク国立アカデミックオペラ・バレエ劇場首席客演指揮者に就任後、ハンガリー国立歌劇場、プラハ国立歌劇場とも成功をおさめる。2007年オーストリア(リンツ)ブルックナー管弦楽団定期演奏会の成功はヨーロッパでの活躍の第一歩となり、モンテカルロフィル、ブダペストフィルではシーズンオープニングの定期公演を成功させ、2009年には英国ロイヤルフィルを指揮予定。2007年よりダボス会議を主催する世界経済フォーラムのヤンググローバルリーダーを務めている。

ラトビア国立交響楽団 Latvian National Symphony Orchestra




1926年創設。ラトビアの首都リガを拠点としている。現在の団員の多くが、ギドン・クレーメルやミッシャ・マイスキー等の世界的音楽家も学んだリガのエミルス・ダルツィンス音楽学校出身である。現在は100人で構成され、年間60本のコンサートを行っている。客員指揮者にはイーゴリ・ストラヴィンスキー、アルヴィド・ヤンソンス、マリス・ヤンソンス、ネーメ・ヤルヴィ、クルト・マズア、クシシュトフ・ペンデレツキ、ユーリ・シモノフなどがいる。また、ソリストとしてムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ミッシャ・マイスキー、ダヴィッド・オイストラフ、ギドン・クレーメル、ワディム・レーピンなどと共演している。


◆西本智実 with ラトビア国立交響楽団
 
・2010/1/19(火) サントリーホール 大ホール(東京都)
・2010/1/20(水) 秋田県民会館(秋田県)
・2010/1/21(木) 福島県文化センター 大ホール(福島県)
・2010/1/22(金) 群馬音楽センター(群馬県)
・2010/1/23(土) 京都コンサートホール 大ホール(京都府)
・2010/1/24(日) サンポート高松 大ホール(香川県)
・2010/1/26(火) 広島厚生年金会館(広島県)

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※ヴァイオリニストのサーシャ・ロジェストヴェンスキーが急病のため、パヴェル・シュポルツルに変更になりました。曲目の変更はございません。また、ヴァイオリニスト変更による払戻しはございません。何卒、ご了承ください

ウォニー・ソン(ピアノ) Wonny Song


ワシントンポスト紙は「多才で、知性に溢れ、さらに音楽性にも富む若手ピアニストだ。彼のケネディ・センターでの演奏は今シーズンで最も素晴らしいものの一つ」と称している。韓国生まれのカナダ・モントリオール育ち。8歳からピアノを始め、2000年ミネソタ大学でエリノア・ベル奨学金を獲得、リディア・アルティミウに師事し博士号を取得。1997年ルドミラ・ネスコヴァ=ハッシー国際ピアノコンクールで優勝など頭角を現し、2005年YCA国際オーディションで優勝。その後、カーネギーホールにてデビューリサイタルを開催し、ワシントンDCのケネディ・センターでも演奏。これまでにシンシナティ交響楽団、モントリオール管弦楽団、トロント交響楽団、シカゴ交響楽団などと共演している。

◆西本智実 with ラトビア国立交響楽団
  ピアノ:ウォニー・ソン

・2010/1/27(水) 岡山シンフォニーホール 大ホール(岡山県)
・2010/1/28(木) ひめぎんホール(愛媛県県民文化会館)
             メインホール(愛媛県)
・2010/1/29(金) ザ・シンフォニーホール(大阪府)
・2010/1/30(土) 愛知県芸術劇場 コンサートホール(愛知県)
・2010/1/31(日) 東京オペラシティ コンサートホール(東京都)

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2009-09-03 18:08 この記事だけ表示

BMW Presents
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団


2007年11月、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団は、ヨーロッパの音楽界でカルロス・クライバーの以来のカリスマ指揮者として人気沸騰のクリスティアン・ティーレマンと共に、待望の10年ぶりの来日を果たしましたが、ドイツ音楽の伝統の響きを今だに守っている唯一のオーケストラであると、驚嘆と絶賛を浴びました。

ミュンヘン・フィルは1893年にミュンヘン市民のオーケストラとして誕生して以来、ブルックナーとマーラーの伝統を引き継ぐオーケストラとして名を馳せてきました。マーラー、ワルター、ケンペら多くの偉大な指揮者の薫陶を受けて成長してきましたが、1979年に"幻の指揮者"と呼ばれていたセルジュ・チェリビダッケが常任指揮者に就任してからは、一挙に世界有数のオーケストラに並び称されるようになりました。チェリビダッケの時代には、86年、90年、92年、93年と、4回もの日本演奏旅行を行っています。それだけの熱狂的ファンを、日本でも獲得していたのです。

2004年10月にこのオーケストラの音楽総監督に就任したクリスティアン・ティーレマンは、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイロイト音楽祭など、ドイツの主要歌劇場でキャリアを積んだドイツ音楽の真の継承者として、現在ウィーンやベルリンで絶対的な人気を博しています。ドイツ音楽の王道を極める両者のまさに運命とも言える出会いから3年が過ぎ、一層の信頼関係を深めてきたティーレマンとミュンヘン・フィル。07年の来日では、ミュンヘン・フィルの伝統である「ブルックナーの交響曲第五番」や「ブラームスの交響曲第一番」を演奏して、口うるさいチェリビダッケ信奉者をも唸らせる重厚な演奏を聴かせました。

2010年3月、ヨーロッパ各地で引く手あまたのティーレマンとミュンヘン・フィルが、その音楽の完成度をさらに増して、ティーレマンの特色をさらに鮮明にして、再度日本にやってくることになりました。ドイツのオーケストラでしか出せない深遠で濃厚なあの響きと、息の長いフレージングの妙を、改めて堪能できるチャンスとなることでしょう。

クリスティアン・ティーレマンとミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団




2009年1月〜2月


ドイツの保養地、バーデン・バーデン音楽祭でシンフォニー・オーケストラであるミュンヘン・フィルをオーケストラ・ピットに始めていれて、リヒャルト・シュトラウスのオペラ「バラの騎士」を指揮して、大成功を収める。 カラヤンがベルリン・フィルをザルツブルク復活祭音楽祭で始めてオーケストラ・ピットに入れてワーグナーのオペラを始めた状況に酷似している。オペラに精通しているティーレマンの指導のもと、非常に厳しい練習だったそうだが、ミュンヘン・フィルは始めてのオペラの演奏にも関わらず、繊細で完璧な演奏をして聴衆を魅了した。これがミュンヘン・フィルかと驚嘆さえされた。歌手は現在考えられる人気・実力ともに最高のスパースター達をそろえていた。
元帥夫人役にはアメリカ人で美貌のメトのスーパースターであるレネ・フレミング。オクタヴィアン役にはメゾでこの役にぴったりの声と容姿の持ち主のソフィー・コッホ。ゾフィー役は澄みきった声がまさに適役のドイツの星ディアナ・ダムラウ。このオペラのライヴ盤がユニテルから今秋発売される。

2008年〜2009年:ウィーン

ウィーン楽友協会が長年ティーレマンに依頼し続け、2008年からやっと実現したプロジェクトがティーレマン指揮によるウィーン・フィルとの「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」。一年に2プログラムづつの演奏会で、4年にわたる大企画。これもライブ録音されて、発売される。この演奏会を聴くために、ヨーロッパ中から熱烈なティーレマン・ファンが押しかけ、チケットの争奪戦になっている程。ウィーン人達は、久しぶりに聴けるティーレマン指揮による正調ベートヴェンに熱狂している。

2009年バイロイト音楽祭

2008年、バイロイト音楽祭の総監督がワーグナーの孫からその子供たち、カタリーナ&エヴァ・ワーグナーに交代し、新時代の音楽アドヴァイザー、実質上の音楽監督としてノミネートされたティーレマン。2000年に「マイスタージンガー」を指揮してバイロイト音楽祭にデビューして以来毎年出演しているが、3年目前から超大作「ニーベルングの指輪」を指揮している。今年もその公演が行われたが、今年はいつもに増してその演奏に磨きがかかり、音楽だけで物語りをすべて語り尽くしていると新聞各紙にこれ以上の讃辞がないほど絶賛されている。バイロイトの口うるさいオーケストラの連中も、今やティーレマンの指揮に心酔している様子。 この特徴ある劇場の音響を知りつくしているにも関わらず、毎回一層の勉強を続けて、更なる頂点を目ざすティーレマンに、バイロイトの聴衆もプレスも讃辞をおしまない。

ミュンヘン・フィルとの2011年以降の契約

ミュンヘン・フィルとの現行の契約は2011年のシーズンまで。その後の5年間の契約の更新のことで、音楽界全体が揺れている。ティーレマン自身もオーケストラも続行に意欲を燃やしているけれど、契約書に新しく加えられた一条項のことで、契約主であるミュンヘン市とティーレマンの間で波風が立っている。客演指揮者とプログラムの決定権は、通常音楽総監督が持つものだし、今までもそうだったが、それをインテンダントの権限に移行するという新条項にティーレマンが納得しなかったもの。芸術アカデミーはじめ、世界中の著名アーティストが、ティーレマンの主張を支持し、ミュンヘン市長にサイン入りのレターを送るというキャンぺーンが実施されている。ティーレマンがミュンヘンを離れるかも知れないという風評から、即、ドレスデン州立歌劇場がティーレマン獲得に名乗りを上げているが、ティーレマン本人は、あくまでもミュンヘンに留まりたい意向。

今後のMPO&ティーレマンは、いままで続けていたユニテルとの「ブルックナーの交響曲全集」の完結、バーデン・バーデン音楽祭ではこのコンビによる新しい「リング」の全曲演奏など、このコンビによる計画は着々と進行しつつあるので、9月中旬のシーズンが始まり、この一件をミュンヘン市がいかに落着させるかに、ミュンヘンだけではなく、世界の音楽界が最大の注目を払っている。


【ヴァイオリン:ワディム・レーピン】
1971年シベリア生まれ。同地でザハール・ブロンに師事し、17歳で難関エリーザベト王妃国際コンクールの優勝をさらって国際舞台に踊り出る。ベルリン・フィル、シカゴ響、スカラ・フィル、ニューヨーク・フィル、パリ管、コンセルトヘボウ管をはじめ世界のトップ・オーケストラと次々に共演し、著名音楽祭にも参加。ボリス・べレゾフスキーやニコライ・ルガンスキーなど素晴らしいピアニストをパートナーにリサイタルも重ねている。CDも多く、チャイコフスキー、シベリウス、ショスタコーヴィチをはじめとする協奏曲やソロ、室内楽などいずれも高く評価され、次々と賞を獲得している。

【公演概要】
2010年3月24日(水)19:00〜 ザ・シンフォニーホール B(大阪)
25日(木)19:00〜 愛知県立芸術劇場 B(名古屋)
27日(土)14:00〜 アクロス福岡 A(福岡)
28日(日)15:00〜 横浜みなとみらい A(横浜)
29日(月)19:00〜 サントリーホール B(東京)

プログラムA:
ブルックナー:交響曲第8番

プログラムB:
ワーグナー:タンホイザー序曲
(大阪公演のみ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77
(ヴァイオリン:ワディム・レーピン)
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調op.67

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2009-09-03 17:03 この記事だけ表示

CD付限定ペア券!
ピアノやギターをはじめとする様々な楽器を操り、オーケストラをも自在に操る作曲家であるブラジルの巨人、エグベルト・ジスモンチがトリフォニーホールのステージに登場します。
 満点の星空にきらめく星々が生み出すような音色、大地から湧き上がるような躍動感あふれるリズム、一人の人間一台の楽器から成しえているとは演奏を見るまでは信じられません。 今回は、9月13日(日)がギター・デイ、14日(月)がピアノ・ナイトとなっており、ソロをはじめオーケストラとの共演など、ジスモンチ・ワールドを堪能できる貴重な公演です。


エグベルト・ジスモンチ Egberto Gismonti ―作曲/ギター&ピアノ
 1947年ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。幼少期からピアノ、ギター、フルート等を学び、その後単身でパリに渡り、ピアソラやバ−ンスタイン等を教えたナディア・ブーランジェに出会い、作曲とオーケストレーションを学ぶ。帰国後、アマゾンの密林でインディオたちと生活し、独自の音楽世界を確立。以降、唯一無二の音世界で、世界中を魅了し続けている。

>>すみだトリフォニーホールオフィシャルサイトはこちら

■e+限定の特別ペアシートです!
 9月1日(火)〜9日(水)期間中に、エグベルト・ジスモンチ公演の特別ペアシートをご購入のお客様全員に、エグベルト・ジスモンチの最新CD「サウダソォンエス」をもれなくプレゼントいたします。 是非この機会にCD付のお得なチケットでお楽しみ下さい。
キャンペーン期間 9月1日(火)〜9日(水)18:00まで!!
※ペアシート1組につき1枚プレゼントいたします。CDは会場にてお渡しいたします。


【ザ・ワールド・オブ・エグベルト・ジスモンチ】
◆9/13(日) ギター・デイ
◆9/14(月) ピアノ・ナイト
会場:すみだトリフォニーホール 大ホール (東京都)

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2009-09-02 14:33 この記事だけ表示

ドラマ『のだめカンタービレ』から生まれ、ドラマで使われたクラシック音楽の数々をお届けしてきた「のだめオーケストラ」。今年は、12月公開予定の映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』公開を記念し、それに先駆け、映画の映像(一部)も上映予定! さらに驚きのスペシャルゲストの登場も!?

  ピアノの才能を持ちながら部屋の片づけもできない音大生「のだめ」こと野田恵と、指揮者を目指す千秋真一。それぞれの音楽に懸ける青春を描く、二ノ宮知子原作『のだめカンタービレ』。これまで単行本21巻、累計2800万部を発行し、平均視聴率18.85%、最高視聴率21.7%を記録したドラマは、「のだめオーケストラ」の人気と相まって一躍、クラシック音楽の火付け役となりました。

  「のだめオーケストラ」は、原作に登場する“Sオケ”の“若い感性、個性的な音楽性、キャラクター、そして誰よりも音楽を愛する心を有する”という気分そのままに、あの「ナビスコ」CMでも話題のヴァイオリニスト宮本笑里をはじめ、東京都交響楽団の推薦メンバーら160名余の若い音楽家たちが参加、ドラマ出演だけでなく、録音、コンサートと、幅広く活動を繰りひろげています。

  フジテレビ随一のクラシック音楽ファンで、その軽妙な語り口が人気のアナウンサー、軽部真一の楽しいおしゃべりを織り交ぜながらお贈りする今回のコンサートでは、チャイコフスキー序曲《1812年》、ラヴェル《ボレロ》、ベートーヴェン交響曲第7番、ガーシュウィン《ラプソディ・イン・ブルー》ほか、誰もが聴いたことのある曲ばかりを演奏。しかも、のだめと千秋の音楽的な成長、そして二人の恋の行方を中心に進む、ドラマの続編となる映画の映像も一部上映されます。はたして、二人の恋のフィナーレはどういう結末を迎えるのか? 驚きのスペシャルゲストも登場!? ということで、いまからコンサートが待ち遠しいですね。


★追加公演決定!!
10/30(金)19:00開演 東京国際フォーラム ホールA

イープラス先行:「プレオーダー受付」急遽実施!
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2009-08-27 19:49 この記事だけ表示
小澤征爾が桂冠名誉指揮者を務める新日本フィルと待望の"特別演奏会"を開催する。小澤&新日本フィルとの特別演奏会は、毎回、趣向を凝らしたプログラムとゲスト、そして、何より"一夜限り"という贅を極めた公演だけにチケットはプレミアム化している。
今回は、e+が東京公演プレイガイド独占販売!

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世界の頂点にたつ指揮者、小澤征爾。小澤征爾&新日本フィルのコンビは、若き小澤の出発点とも言える永年にわたる信頼関係に基づく名コンビだ。それだけに、古くからのクラシックファンにはなじみ深いが、以前ほど指揮台にあがる機会が減った今、ますます目が離せない存在となった。

以前から、ある作曲家の作品を一時期にまとめて演奏するスタンスをとってきた小澤だが、今年はブルックナーを連続して演奏する。今年1月には同じく新日本フィルと交響曲第1番を演奏し白熱した小澤ならではの名演を聴かせたばかりだが、今度は、第3番《ワーグナー》をとりあげる。

小澤は、録音こそ少ないが、これまでも、新日本フィル、ウィーン・フィルをはじめ、世界のオーケストラと早くからブルックナーには意欲的に取り組んできた。なかでも、1999年ザルツブルク音楽祭におけるカラヤン没後10年追悼演奏会での第9番の名演は語り草となり、2003年のサイトウ・キネン・オーケストラとの第7番は、サイトウ・キネン・オーケストラとの歴史のなかでも最高の演奏との呼び声が高い。

そして、今年になってからの1番に続く、第3番。比較的演奏されることの少ない作品を積極的に紹介しようという熱意の表れだろうが、それ以上に、得意な作曲家だからこそ!の選曲だろう。第3番は楽劇王ワーグナーに献呈された作品で、ブルックナーが尊敬してやまなかったワーグナーの旋律も取り入れられた、重厚な作品。最近ではワーグナーのオペラ《タンホイザー》で名演を披露した小澤の、新たなブルックナーへのチャレンジに期待したい。

また、プロコフィエフの《ロメオとジュリエット》は、シェイクスピアの『ロメオとジュリエット』をモチーフにした数ある曲のなかでも、もっとも描写が鮮明で、かつ、劇的で美しい作品。プロコフィエフも、交響曲全曲、そして《ロメオとジュリエット》を録音しているように、小澤が得意とする作曲家だ。小澤以上に、劇的音楽に長けた指揮者はいない。それゆえ、こちらも楽しみだ。

そして、ソリストとの競演では、前回のラフマニノフも好評だったピアニストの上原彩子(12/6・8)とベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を、新日本フィル・ソロ・コンサートマスターの崔文洙(12/13・15)と、ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」を披露する。前回のラフマニノフで、小澤の音楽に対する謙虚な姿勢に非常に感銘を受けたと語る上原、そして、「親愛なる仲間達とともに、作曲家ブラームスの境地を目指して、高貴でシンフォニックなサウンドを創りたい」と語る崔の、それぞれに注目したい。


"世界のオザワ"が新日本フィルと待望の"特別演奏会"
小澤征爾&新日本フィルハーモニー交響楽団
特別演奏会2009


▼特集ページはこちら!
http://eplus.jp/sys/web/s/njp/index.html


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2009-08-26 10:00 この記事だけ表示

かつて“3大テノール”の一人と呼ばれたオペラ界の巨匠、プラシド・ドミンゴ氏とイタリアの屋外歌劇団アレーナ・ディ・ヴェローナの共同公演『アレーナ・ディ・ヴェローナ&プラシド・ドミンゴ イン 東京 2010』の来日が決まった。開催は来年2010年2月13日、14日の2日間。「ガラ・ドミンゴ(GALA DOMINGO)」と「アイーダ(AIDA)」がそれぞれ1日限り上演される、貴重なステージ。

初日に上演される「ガラ・ドミンゴ(GALA DOMINGO)」は、去る7月24日にドミンゴ氏が初めてイタリアの地でオペラを歌ったアレーナ・ディ・ヴェローナとの40周年記念イベントとして行われたコンサート。彼の最も愛するオペラ3作「オテッロ」「シラノ・ド・ベルジュラック」「カルメン」のそれぞれ第4幕目を、東京で一夜限り披露する。 翌14日には、オペラの名作「アイーダ(AIDA)」を上演。日本で何度も公演されているまさにオペラの名作だが、今回はアレーナ・ディ・ヴェローナが演奏、ドミンゴ氏が指揮をする興味深いものとなっている。

どちらの公演も、近年ヨーロッパを中心に新しい演出方法として注目される「背景の映像演出」が施され、東京国際フォーラムがイタリアのアリーナ空間になったかのような感動の体験が味わえるはずだ。 ドミンゴから届けられる、バレンタインデーのプレゼント。日本で最初で最後になるかもしれないこの夢の公演は、オペラファンだけでなく、すべての音楽・舞台ファンも大満足の一夜となるだろう。

「ファミリーマート最速先行」受付決定!
どこよりも早く、座席を選んで購入できる!
  アレーナ・ディ・ヴェローナ

プラシド・ドミンゴ イン 東京 2010
       「ガラ・ドミンゴ GALA DOMINGO」
        2/13(土) 東京国際フォーラム ホールA(東京都)
       「アイーダ AIDA」
        2/14(日) 東京国際フォーラム ホールA(東京都)

>>詳細・チケット申込みはこちら!




2009-08-20 17:32 この記事だけ表示
 もう聞き飽きた! そう思う曲だって、一度ギトリスの演奏に触れると、次は何が起こるかと、ハラハラ、ドキドキ。こんな経験のできる演奏家が、この世の中にどれほどいるだろうか。1922年生まれ、今年87歳を迎えるヴァイオリン界の巨匠、ギトリス。これまでたびたび来日し、そのたびに“伝説”を作り上げてきた男が、また帰ってくる。

 ギトリスの演奏は、オーソドックスで安心して聴ける音楽を求める人には不向きかもしれない。でも、もっと刺激的な、これまで聴いたことのないような、新たな体感を求めるファンには、これほどうってつけの演奏家はいないだろう。なぜなら、彼の演奏はいつも、“予測不能”だからだ。

 クラシック音楽には、作曲家の書いた楽譜がある。だから、その通りに弾く?と思ったら大間違い。たしかに、楽譜は大事だ。でも、それだけでは音楽にならない。クラシック音楽は、ある作曲家が作った曲を、演奏する人間の音楽性によって解釈・再現する、再現芸術。だからこそ、同じ曲でも演奏家によってまったく違う作品にもなりうる可能性を秘めたところに、クラシック音楽の楽しさ、おもしろさがある。

 もちろん、そのためには卓越した演奏技術も必要だが、高度な技術と音楽性を兼ね備えた真のヴィルトゥオーゾと言ってもいいギトリスだからこそ、それが可能となる。

 ギトリスの演奏は、即興性を伴った、独創的で大胆な解釈と、独特のボウイング(弓の扱い)から生まれる、個性的な音色が特徴と言えるだろう。それ故、彼の演奏にはいつも賛否が生まれ、時に“異端”という言葉がその代名詞として使われることもある。でも、超人的な技術で、ありったけのヴァイオリンの可能性をこれでもかと見せつけられると、なぜかそれは、嫌みでもなんでもない、それがあくまで自然な出来事のように映る。そこには、まさに、「生きた音楽」がある。クラシック音楽=古い音楽、という感覚は捨てたほうがいい。

 今回はソロ・リサイタルだけでなく、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団との共演でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲も披露する。誰もが一度は耳にしたことのある名曲で今度はどんな発見をさせてくれるのだろうか。

 さらに、「イヴリー・ギトリス(vn)と素敵な仲間たち」と題したコンサートでは、ギトリスの教え子たちとのメンデルスゾーン。この公演は「途上国の子どもたちのためのチャリティーコンサート」として行われるが、著書『魂と弦』では、音楽に対する溢れる情熱と子供たちへの温かいまなざしを注ぎ、長年、ユネスコ親善大使(教育文化プロジェクト基金、文化振興)も務めるギトリスならではの公演だ。


■イヴリー・ギトリス来日公演
キエフ国立フィルハーモニー交響楽団&イヴリー・ギトリス

イヴリー・ギトリス(vn)と素敵な仲間たち

イヴリー・ギトリス(vn)リサイタル

公式サイトはこちら http://www.tempoprimo.co.jp/top.html


2009-07-24 10:27 この記事だけ表示
バッハからクルタークまで、渾身のプログラムによるリサイタル。


©Richard Avedon

サントリーホール開館時のオープニング・シリーズでモーツァルトの協奏曲全曲演奏を 行って以来、日本のホームとして、来日公演はその殆どをサントリーホールで行っており、 これまで数々の名演を聞かせてくれました。今回のリサイタルでも、全身全霊を傾け 音楽の深淵に切り込む内田光子の圧倒的な美の世界を、存分に堪能することができるでしょう。

3年ぶりの来日となる今回のプログラムは、モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトなどの 中核的なレパートリーに、近現代の作曲家を組み合わせて構成されています。

第一夜はベルクを取り上げます。内田は、新ウィーン楽派の作曲家の中でも特に、ベルクの音楽が持つ特有の 感覚や感情の強さに共感を示しています。古典派やロマン派の作品とベルクの作品を対比し、 どのような音楽世界を創り出すのか注目です。

第二夜には、現存最高の作曲家の一人であり、彼女が強いリスペクトを持って近年世界各地で 精力的に演奏しているクルタークの作品を、バッハやモーツァルトと組み合わせて演奏します。

毎回、作品の背景に有る作曲家の潮流や関係性も意識した深いコンセプトに基づき選曲する、 内田光子ならではの個性的なプログラムです。

イープラスではお好きな座席が選べる先行受付での販売が決定!!
極上の空間でご自分だけのお席でお楽しみ下さい!

<内田光子プロフィール>
1969年のベートヴェン国際コンクールで第1位、70年のショパン・コンクールで日本人として 初めて第2位(現在まで日本人最高位)に輝き、その後、ロンドン・ウィグモアホールでの モーツァルトのピアノ・ソナタと協奏曲の全曲録音などが空前の成功を収め、世界的な名声を 不動のものにした。 2005年に、日本芸術院賞を受賞、文化功労者に選ばれる。2009年6月には、大英帝国勲章 「デイム」が授与されることが決まった。同年8月、弾き振りによるモーツァルトの協奏曲の CDをリリース予定。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 第24番
内田光子

2009/08/05発売
1. ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491 第1楽章:ALLEGRO
2. ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491 第2楽章:LARGHETTO
3. ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491 第3楽章:ALLEGRETTO
4. ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 第1楽章:ALLEGRO
5. ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 第2楽章:ADAGIO
6. ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 第3楽章:ALLEGRO ASSAI


>>公演の詳細とチケット申込みはこちら!

2009-07-23 17:28 この記事だけ表示
もっと多くの皆さまに、もっともっと多くのクラシックやオペラに親しんでいただきたい、 という願いで始まった特別企画 『e+もっとクラシック!』。 今回はイタリア・オペラの殿堂ミラノ・スカラ座日本公演で実施します!


Aida ©Teatro alla Scala-Marco_Brescia

その1:
おトク感倍増!プレミアム・エコノミー券発売!


ミラノ・スカラ座日本公演のエコノミー券のプレオーダーを7/16(木)12:00より実地。 もちろん、大人気のエコノミー券だけに、申込み殺到は必至。 そこで、e+ではこれまでオペラ・ファンの皆さまから大好評を博している プレミアム・エコノミー券を、今回も急遽発売することにいたしました。 「アイーダ」(9/9、11)、「ドン・カルロ」(9/15、17)の4公演が対象で、 「アイーダ」は1枚22,000円、「ドン・カルロ」は1枚19,000円。 ちょっと奮発すれば通常のエコノミーよりも格上のお席でお楽しみいただける お得感タップリのチケット。

【エコノミー券 ¥10,000】
受付期間: 09/7/16(木)12:00〜09/7/22(水)18:00

▼「アイーダ」
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▼「ドン・カルロ」
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【プレミアム・エコノミー券】
受付期間: 09/7/16(木)12:00〜09/7/20(月)18:00

▼ミラノ・スカラ座「アイーダ」
対象公演日:(9/9、11)
チケット価格:プレミアム・エコノミー券 ¥22,000
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▼ミラノ・スカラ座「ドン・カルロ」
対象公演日:(9/15、17)
チケット価格:プレミアム・エコノミー券 ¥19,000
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その2:
S・A券ご購入者に「アイーダ」DVDをプレゼント!


もはや「e+もっとクラシック!」の伝統となっている、太っ腹企画。7月25日(土)〜8月5日(水)の期間中に、「アイーダ」(9/9)、「ドン・カルロ」(9/12,13,15,17)のS・A券をお求めいただいた方全員に、ミラノ・スカラ座「アイーダ」のDVD[販売価格:7,500円(税込)]をプレゼント。このDVDは、2006年12月のスカラ座での公演を収録したもので、今回の日本公演と同じゼッフィレッリの演出。アイーダ役を日本公演でも主演するヴィオレッタ・ウルマーナが演じています。「アイーダ」公演鑑賞の予習にご覧いただくもよし、また「ドン・カルロ」は生の舞台で、「アイーダ」はDVDで、と1枚のチケットで2演目楽しんでいただける画期的(!?)な企画です。

▼「アイーダ」会場:NHKホール
対象公演日:9/9(水)18:00

▼「ドン・カルロ」会場:東京文化会館
対象公演日:9/12(土)、9/13(日)、9/17(木)15:00、9/15(火)18:00

7/25(土)10:00より e+独占販売開始!

◆エコノミー券/プレミアム・エコノミー券/DVDつきS・A券 

こちらも同時にエコノミー券発売!
◆ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
<ヴェルディ・プロ>ダニエレ・ガッティ指揮
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◆バルバラ・フリットリ(S)
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2009-07-16 11:35 この記事だけ表示
舞台も客席も華やかな装いで音楽に包まれる、ガラならではの贅沢な一夜

2008年ガラ・コンサート フィナーレ ©サントリーホール

毎年秋恒例となっているサントリーホールの祝祭。お客さんもドレス、着物やタキシードなど “正装”で来場し、思い思いのお洒落を披露し、また舞台と一体となって「威風堂々」の大合唱に参加できる、お客さんも主役の“正装コンサート”。 舞台だけでなく客席もホワイエ(ロビー)も華やかに彩られます。

2008年ガラ・コンサート 開場風景 ©サントリーホール

今年はチェロとコントラバスの作品を中心に、無伴奏から二重奏、協奏曲を一夜で楽しめる 「ガラ」ならではの豪華なプログラムと出演者。 オーケストラでは音楽を支える楽器として活躍するチェロ、コントラバスですが、ソロ楽器として 奏でられる朗々とした豊かな音色は心に深く染み渡ります。 ヴィルトゥオーゾとして卓越した演奏テクニックを持つコントラバスのジャン・ダシュン(張達尋)、 チェロで注目されているセルゲイ・アントノフ、立ち穴・ヴァシリエヴァ、ピアノの上原彩子など フレッシュでエネルギッシュな若い奏者と堤剛、中村紘子など世界の第一線で長く活躍する熟練のソリストが顔をそろえます。

セルゲイ・アントノフ©SusanWilson / 中村紘子©尾形正茂 / 堤剛

司会進行役は、舞台やテレビで大活躍の女優若村麻由美。「ガラ・コンサート」ではお馴染みとなった 指揮者井上道義とともに舞台を盛り上げます。

井上道義 ©沼田早苗
芳醇な琥珀を思わせる音色とお洒落に酔いしれる華やかな一夜をぜひお楽しみ下さい。



>>公演の詳細とチケット申込みはこちら!
2009-07-13 17:56 この記事だけ表示