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 『冬のソナタ』『甘い人生』『朱蒙』などにその楽曲が使用され、韓国ではこれまでCDアルバムの売り上げが160万枚を超え、毎回のコンサートは満員という人気を誇る。作曲家、ピアニスト、そして編曲家としての顔をももつ倉本が、この冬、弦楽アンサンブルとともに奏でる珠玉のひととき。

 韓国ドラマのファンなら誰もが耳にした、あの心地よい響き。
 『ちいさい秋みつけた』など、今日でも小中学校の音楽の教科書には必ず出てくる作曲家、中田喜直を尊敬し、若いときには足しげく喜直の居へ通い、ピアノを弾いたりアレンジの手伝いをしていた倉本らしく、彼の紡ぐ音楽も優しさがあふれ、その抒情的なメロディが人々を惹き付けてやまない。
 「良い音楽とはメロディやハーモニーが心に訴えてくるもの」であり「リラックスして聴ける音楽を本気で追究していきたい」と語る倉本の音楽は、聴くものを心地よい安らぎの世界に誘う。

 今回のコンサートは、自作と、この夏CDをリリースしたばかりのディズニー音楽のカバーを織り交ぜたもの。そして、ピアノ・ソロに加え、熊川哲也・Kバレエカンパニーの専属オーケストラ「THEATER ORCHESTRA TOKYO」のメンバーから、弦楽アンサンブルにフルート、オーボエを加えた計15人が、倉本のピアノと溶け込み、ピアノ・ソロにはない、新たな響きで魅了する。

 倉本は、「ピアノ音楽は私の分身」と言い、「忙しない生活のなかでつい私たちが忘れてしまう、“優しい心”、“心の琴線”を再び呼び起こしたい」と話す。
 年末の忙しない日常を離れ、クリスマス・シーズンの束の間、バラードを基調にしたウットリするほど甘い旋律に身をゆだねて「ほっ」としてみてはいかがだろう。忘れかけていた“自分"にまた出会えるかもしれない。


倉本裕基、限定20組【ホールアドバイザーシート】をご用意!

倉本裕基「ピアノ・コンサート2008 冬」公演に限定20組【ホールアドバイザーシート】をご用意!
抒情的なメロディーで日本のみならず、韓国でも絶大な人気を誇るピアニスト倉本裕基。

今回の冬公演に【ホールアドバイザーシート】を設けました。
入場時に配布する専用アンケート用紙に、公演の感想を詳しく書いて頂ける方を対象に、割安なお席をご用意いたします。
只楽しむだけでなく、あなたの意見が次のステージに反映される可能性が!

【販売席種】アドバイザーペア席
S席:4800円×2
【受付期間】12/1(月)10:00〜10(水)18:00

【日程:会場】
12/17(水) NHK大阪ホール (大阪府)
12/18(木) 愛知県芸術劇場コンサートホール (愛知県)
12/20(土) サントリーホール 大ホール (東京都)

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2008-12-01 16:03 この記事だけ表示
「まるで夢のなかの世界の出来事のように、キラキラと輝きを放つ、喩えようのない美しい響き」
 マリア・ジョアン・ピリスのピアノを語るとすれば、この一語に尽きるだろう。
マリア・ジョアン・ピリスは、現代を代表する著名なピアニストでは
あるけれども、技術を売りにしたいわゆるヴィルトゥオーゾとは一線を画すピアニストだ。一度でも彼女のピアノを聴けば、そのひときわ小さな手から生み出される音色の素晴らしさに気づかされるだろう。

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 かつてベルリン・フィルの監督を任されていた指揮者クラウディオ・アバドと共演したモーツァルトのCD(協奏曲第17番)を聴いたとき、そのあまりの美しさに、「これはいったい何なんだ! こんなピアノの音は聴いたことがない!」と感嘆したものだが、そんなモーツァルトのスペシャリストとしての彼女が、ショパンの《夜想曲(ノクターン)》全曲のCDでは、さらにその音色に磨きをかけ、高い境地を切り開き、詩情と叙情性を湛え美しく歌い上げた。

後期ショパン作品集
[後期ショパン作品集]

 しかし、ここ十数年の間は録音からも遠ざかり、来日も少なく、その美しいピアノに触れる機会は限られてしまっていたが、今回、久々のCDリリースをうけ、再来日が決定したという。
 いまや、モーツァルト以上に、ショパンのスペシャリストでもある彼女がリリースしたのは、後期ショパン作品集(CD:UCCG-1428/9 (2枚組) ¥4,200ドイツ・グラモフォン/ユニバーサル) 。
リサイタルではこのCDに収録されているショパンのピアノ・ソナタ 第3番、チェロ・ソナタ ト短調、ほかを披露する。
チェロはCDでも共演したパヴェル・ゴムツィアコフだ。

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[写真右:パヴェル・ゴムツィアコフ]

 マリア・ジョアン・ピリスを聴いたことが無いという人は、騙されたと思って、まずはショパンの夜想曲集のCDを聴いてみてほしい。レコード・アカデミー賞を受けた名盤だ(現在、ダイジェスト版が発売。ピリ/ショパン:夜想曲集 :CD:UCCG-70033 ¥1,800ドイツ・グラモフォン・ベスト100/ユニバーサル)。
 これを聴くと、ショパンなんてサロン音楽でしかないと思っているひとも、きっと、ショパンがやはり偉大な作曲家でピアニストにとってなくてはならないものだということがわかるだろう。そして、一音一音を愛しむように大事に演奏する彼女の姿が目に浮かんでくることだろう。
 リサイタルとは別に、協奏曲の夕べも。曲は、こちらもアバドとの共演で絶賛されたシューマンのピアノ協奏曲、ほか。
 ともかく、ピアノの究極美に触れたいなら、ピリスで決まりだ。これから先、日本にいながらにして何度彼女の生演奏を聴けるかわからない。必聴だ。

【公演情報】
■第1夜/リサイタル
09/4/22(水) すみだトリフォニーホール (東京都)
【曲目(予定)】ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 作品58/チェロとピアノのためのソナタ 作品65/マズルカ、他

■第2夜/協奏曲
09/5/1(金) すみだトリフォニーホール (東京都)
【曲目(予定)】シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54/チェロ協奏曲 作品129、他ピアノ・ソロ、チェロとのデュオ曲を予定

e+独占先行販売!両公演ともに座席選択先行受付は
11/29(土)12:00〜12/3(水)23:59

一般発売:12/7(日)〜

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2008-11-26 14:20 この記事だけ表示
ジャズの世界で光を放つアーティストを、コンサートホールのステージに迎える。
静寂の空間に、ピアノ1台、生音のみ。音楽だけが支配するその場所で、豊穣な響きを操り、自由を手にし、たった独りでさらなる光を発揮することができるのは、限られたアーティストのみ。
ブラッド・メルドー、ミシェル・カミロ、ゴンサロ・ルバルカバ、ハンク・ジョーンズ――
ソロ・ピアノですみだトリフォニーホールを衝撃と鳥肌と涙で満たした、いま最高の音楽を魅せてくれるアーティストたちの系譜にまたひとり伝説が加わる。

ジョバンニ・ミラバッシ。
ヨーロッパ・ジャズ・ピアノ界の貴公子が、ついにトリフォニーのステージでソロを弾く。
イタリアの味わいとフランスの薫りが結びついたミラバッシの、美しき繊細さと憂鬱、溢れる知性と静かな情熱が、ステージから立ち昇る。
音楽に集中できるコンサートホールならではの、ミラバッシとあなたが1対1になる瞬間を、ぜひ抱きしめてほしい。

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ジョバンニ・ミラバッシ(Giovannni Mirabassi)
1970年、イタリア・ペルージャの生まれ。3歳よりピアノを始め、10歳の頃、ジャズに興味を持ち自己流で勉強を始める。バド・パウエル、アート・テイタム、ジャッキー・バイヤード、オスカー・ピーターソン、更に、ビル・エヴァンス、チック・コリア、キース・ジャレットらの音楽を聴き漁る。興味の対象はピアニストのみならず、チャーリー・パーカー、パット・メセニー、チャールス・ミンガスといった他楽器の奏者あるいは、アストル・ピアソラやエルトン・ジョン、更にはバッハ、ブラームスと広がるが、最も影響を受けた音楽家としては同じイタリアがうんだ偉大なジャズ演奏家、エンリコ・ピエラヌンツィがあげられる。17歳のときにペルージャを訪れたチェット・ベイカーとの共演の機会を得、更には、スティーヴ・グロスマンのツアーに参加する機会を得た。1992年、活動の拠点をパリに移し、そこで、クラシック音楽の巨匠、アルド・チッコリーニとの運命的な出会いを果たし、以後、3年間にわたりチッコリーニの個人レッスンを受ける機会に恵まれた。音楽以外の仕事で生計を立てながら音楽の研鑽を深め、パリで活動するフランスのミュージシャンたちとの共演の機会も増え、1998年に録音したアルバムがフランス・ジャズ界の重鎮、ダニエル・ユメールの目にとまり、スケッチ・レーベルより1999年10月『Architectures』が発表となった。2001年には初のソロ・アルバム「Avanti!」を発売、ジャンゴ賞の「最優秀新人アーティスト」に輝くなど、その名声を確立した。2008年2月には新しいトリオによる新作「Terra Furiosa」を発売、ヨーロッパ、日本へのツアーを行った。

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【e+限定CDつきペア券情報!!】
今回のプレゼント企画は、「ジョバンニ・ミラバッシ・ピアノ・ソロ・コンサート」公演です。
e+だけの特別企画『e+もっとクラシック!』大人なジャズ特別編 をお届けします!!
11月22日(土)〜11月26日(水)の座席選択先行期間中に「ジョバンニ・ミラバッシ・ピアノ・ソロ・コンサート」公演をご購入のお客様先着50組100名様に、11月19日発売したてのホヤホヤCD『新世紀〜アウト・オブ・トラック』をプレゼントします!(税込価格¥2,940)

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☆S席1セット(2枚購入)につき1枚のCDをプレゼントいたします。
☆キャンペーン期間11月22日(土)〜11月26日(水)18:00まで
☆プレゼントは当日会場にてお渡しです。帰宅してからも余韻に浸れる、長い夜になるでしょう。

■「ジョバンニ・ミラバッシ・ピアノ・ソロ・コンサート」
09/3/29(日)すみだトリフォニーホール(東京都)

座席選択先行受付:11/22(土)10:00〜11/26(水)18:00
一般発売:11/30(日)

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2008-11-20 11:00 この記事だけ表示
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 新日本フィルといえば、かつて小澤征爾を中心に設立され、幾多の巨匠たちと歩んできた名門オーケストラ。2003年にアルミンクを音楽監督に迎えてからは、定期演奏会でオペラや宗教曲の大作、20世紀以降の近現代音楽をとりあげるなど、さらに機能的で現代的なオーケストラとしてクラシック・ファンの注目を浴びている。しかし、もう少しこの優れたオーケストラで、名曲をまとめて聴く機会が欲しいと思われる方も多かったのではないだろうか。

 そんな期待に応えるように、これでもか!の名曲ばかりを集めたコンサートが開催される。
 ラインアップは、映画『エレファント・マン』や『プラトーン』、ドラマなどでもおなじみのバーバーの《アダージョ》に、誰でも一度くらいは聞いたことのあるだろう超名曲のベートーヴェン「運命」、そして、これもクラシック音楽の名曲中の名曲、チャイコフスキーの交響曲第5番だ。「運命」もチャイコフスキーの「第5」も、それ単独では定期公演などで取り上げられることもあるが、これだけまとまって演奏されることは、そうそう多くはない。

 バーバーの《アダージョ》でしばし深い悲しみに心震わせ、「運命」に音楽の偉大さを感じ、そして、チャイコフスキーの奏でる深い弦の調べと豊かな金管楽器の響きに衝撃を受ける・・・ なんて贅沢なひとときだろう!
 指揮は、宮崎駿映画でおなじみの久石譲だ。その優れた音楽性ゆえ、映画音楽の作曲家としての面が強調され過ぎている感があるが、幼少からヴァイオリンを学び、ピアニストとしても活動するほか、2000年には指揮者としてデビュー、2004年からは新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの音楽監督をつとめるなど、演奏活動についても高く評価されている。
 近年ますます指揮活動に注力している久石が、クラシック音楽の王道をどう調理して私たちを楽しませてくれるのか、興味は尽きない。

【公演情報】
■あの名曲シリーズ
 運命・チャイ5・アダージョ&新日本フィルハーモニー交響楽団

09/1/20(火) サントリーホール 大ホール (東京都)
09/1/22(木) 東京芸術劇場 大ホール (東京都)

チケット発売中!
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2008-11-17 19:04 この記事だけ表示
かつてクラシック界を衝撃の渦に巻き込んだ異才ピアニスト、ポゴレリッチが、急遽来日を決定した。
しかも50歳記念公演にふさわしく、《夜のガスパール》を含む、ショパン、リスト、ラヴェルといった、ポゴレリッチが最も得意とする曲ばかりだ。

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 現代のピアノ界きっての鬼才・異才と言えば、イーヴォ・ポゴレリッチをおいて右に出るものはいないだろう。
 かつて、ショパン国際コンクールで、ポゴレリッチの本選落選という結果に、審査員の一人だったあの名ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが抗議・辞任する騒ぎとなった「事件」はもう30年以上前のこととなってしまったが、当時の衝撃的で個性的な演奏スタイルは、いまも変わらない。

 そのポゴレリッチが急遽、2年ぶりに来日公演を行うことが決まった。現在ヨーロッパで50歳記念ツアーを行っているが、日本でも同じプログラムで演奏する。
「記念」というにふさわしく、選ばれたプログラムはショパン、リスト、ラヴェルといった、ポゴレリッチが最も得意とする曲目ばかりだ。
 なかでも、ショパンのソナタ第3番はその独創性ゆえ物議を醸したものだし、ラヴェルの《夜のガスパール》は、初来日時にも演奏し、彼のレパートリーのなかでも最高と謳われる作品にもかかわらず、この20年間、日本では披露されていないだけに、今回の演奏会はきわめて貴重だといえる。

 このほか、リストの超絶技巧曲《メフィスト・ワルツ第1番 》、通常は弦楽オーケストラで演奏されるシベリウスの《悲しきワルツ》のピアノ版も披露される。北欧の香り豊かで深い悲しみを纏った感傷的なワルツを鬼才がどう演奏するのか、こちらも楽しみだ。
 なお、これほどまでに魅力的で貴重な演奏会、たった一夜限りだという。なんとももったいない!。ぜひ、お聴き逃しのないよう、ご注意を!

【公演情報】
09/1/19(月) サントリーホール(大) (東京都)
座席選択先行受付中〜11/18(火)23:59 まで!
一般発売:11/22(土)

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2008-11-17 11:13 この記事だけ表示
 ロシア・オペラの中から、おまえの好きな作品を最高の条件で見せてやるからいくつか選べ、と言われたら、私は真っ先にこの2作を選ぶ。チャイコフスキーの《エフゲニー・オネーギン》と《スペードの女王》。あの美しい叙情的な音楽に浸れる喜びは、なにものにも代えがたいからだ。色彩と陰影に富んだオーケストレーション、ロシア語の美しさが際立った情感あふれる歌唱部、それらによって導かれる微妙な心理の展開――。オペラの魅力は多々あるけれど、この2作は、食品にたとえるなら栄養バランスが非常によく取れている。公演後に「ああ、いいオペラを見たなあ」と、まさに全身が喜ぶような作品なのである。
 しかも、それを“ロシア・オペラの殿堂”が上演してくれるならば、そんなにうれしいことはないではないか。ロシアにおける“オペラの殿堂”といえば、ボリショイ・オペラに止めを刺す。

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[ボリショイ劇場内観]

 ロシア・オペラといえば、いまではワレリー・ゲルギエフ率いるサンクト・ペテルブルクのマリインスキー劇場のほうが有名かもしれない。事実、ロシア帝国時代には、マリインスキーとボリショイは、ロシアの芸術を支える両輪だったのだが、ロシア革命後の1918年に首都がペテルブルクからモスクワに移ってからは、ソビエト政府の全面的な援助の下、ロシアの舞台芸術を一身に支えてきたのは、じつはボリショイだったのである。
 もっとも、国家に支えられた“殿堂”であったばかりに、ソ連邦の崩壊後、援助を断ち切られて、一時は瀕死の状態に追い詰められていたのも事実だけれど、近年、ロシア政府による援助が再開してからは、企業からの支援金も続々と集まりはじめ、昔日の勢いを取り戻すばかりか、かつて以上の水準を誇るようになっている。まさに不死鳥のごとく蘇ったわけだが、それも当然だろう。国家を代表する“オペラの殿堂”ならではの膨大な芸術的蓄積は、一時的に落ちぶれたくらいで薄らぐことなどけっしてない、いわば色濃いDNAなのだ。

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[スペードの女王]

 さて、蘇った“ロシア・オペラの殿堂”14年ぶりの来日。持ってくるのは、チャイコフスキーの最高の2作。ただし、私は大好きな作品であるだけに、いささか条件をつけたい。その1。チャイコフスキーならではの、叙情的でメランコリックな音の世界は、洗練された美しい舞台美術の下で、優雅な動作とともに見せてほしい。美しい舞台でないと、目に見えるものと耳に聴こえるものが齟齬を来たしてしまうのだ(それは、各地でたびたび起きている)。その2、これらの作品ならではの言葉の美しさを際立たせるために、美しいロシア語で歌える歌手を揃えてほしい。その2点である。
 で、それらの要求は満たされるかといえば、映像を見るかぎり、舞台はともに極めて美しく、洗練の極みとさえいえる。よし! そして歌手は、ネイティブの実力派歌手で固められ、かつ、ガルージンをはじめとして国際的名声を得ている逸材も並べられている。よし! もちろん、音楽監督ヴェデルニコフ(《オネーギン》)とプレトニョフ(《スペードの女王》)が舵を取るオーケストラは、チャイコフスキーの叙情とメランコリーを、このうえなく雄弁に表現するに違いない。最高のチャイコフスキー体験が待っている――。それを疑う余地は微塵もないといえるだろう。

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[オネーギン]

◎香原斗志(かはら・とし):音楽ジャーナリスト、オペラ評論家。オペラのわかりやすい解説と、声の分析に定評がある。公演プログラムや雑誌等への執筆多数。著書に『イタリアを旅する会話』。音楽サイトに「オペラの主人公たち」連載中。

【公演情報】
「スペードの女王」
09/6/19(金)〜09/6/21(日) NHKホール (東京都)
「エフゲニー・オネーギン」
09/6/24(水)〜09/6/26(金) 東京文化会館大ホール (東京都)

いずれも一般発売は11/16(日)10:00〜から!
座席選択ができます!

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2008-11-14 11:35 この記事だけ表示
 来春、“凄い”オーケストラが来日する。その名は、トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン。
 ウィーン・フィルの首席奏者たちが中心的なメンバーを務めるこの団体は、今回の公演のためだけに特別編成された、スペシャル・オーケストラだ!

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 トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンは、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席メンバーを中心とした30名で特別編成された、世界最高水準の室内オーケストラ。今回で8回目を迎える同公演は、トヨタ自動車のメセナ(芸術文化支援)活動の一環として、2000年から開催されている。
 メンバーのほとんどはウィーン・フィルやウィーン国立歌劇場の奏者ゆえ、演奏水準が高く、指揮者がいない“ミニ・ウィーン・フィル”と称しても過言ではない。

 プログラムもまた、圧巻の一言だ。ベートーヴェンの交響曲を中心に、ハイドン、ウェーバー、メンデルスゾーンの協奏曲と、通常のオーケストラがお届けするプログラムと遜色ない。

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ソリスト陣も豪華絢爛。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲では、若干24歳でウィーン・フィルのコンサートマスターに就任し、現在も最年少のコンサートマスターを務めるフォルクハルト・シュトイデが、そしてウェーバーのクラリネット協奏曲では、ウィーン・フィルの首席奏者であり、ソリストとしてこれまで世界各地のオーケストラや、バーンスタイン、ムーティ、小澤征爾ら超一流の指揮者と共演する最高峰のクラリネット奏者、ペーター・シュミードルがソロを演奏する。また、ハイドンの逸品・協奏交響曲では、ウィーン・フィル首席の名手が4名も揃う今回、名演の期待が高まる。
 
 この特別コンサートが、「世界最高水準の芸術鑑賞の機会を多くの方に提供したい」とのトヨタ自動車の考えから、チケット料金が6500円以下の格安に抑えられていることも、大きな魅力のひとつだ。
 また、「ウィーン・グランド・コンサート」では、ウィーン国立歌劇場で活躍する歌手たちが、ヴェルディ、チャイコフスキーなど珠玉のオペラ・アリアの数々を披露するほか、後半の名古屋フィルとの合同演奏では、尾高忠明を指揮に迎え、R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」で大規模オーケストラを披露する。


【公演情報】
09/4/4(土) Bunkamura オーチャードホール (東京都)
09/4/6(月) ザ・シンフォニーホール (大阪府)
09/4/12(日) 東京オペラシティ コンサートホール (東京都)

e+最速座席選択先行!
受付期間:11/14(金)12:00〜11/18(火)18:00


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2008-11-13 14:00 この記事だけ表示
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多くのオペラ通が本場ペーザロに集まる「ロッシーニ・オペラ・フェスティバル」の初来日公演がいよいよ開幕する。
(11月15日(土)〜びわ湖ホール(滋賀県)にて、11月18日(火)〜Bunkamura オーチャードホール)

これに先駆けて先日、東京・Bunkamura オーチャードホールにて作家・林真理子と作曲家・三枝成彰の二人による特別トークイベントが開催された。
『VIVA!オペラ』と題されただけに、会場には多くのオペラファンが集まった。オペラ好きで知られる林真理子さんは、三枝さんと一緒にオペラを観にいったり、オペラについて語り合う程の“オペラ仲間”。
このお二人からは、「今回のフェスティバルで上演される『オテッロ』『マホメット2世』はいずれも上演される機会が稀有な作品。今回を見逃したら、一生出会えないほど貴重。このような作品が観られるのは、日本のオペラファンの目が肥えてきた証拠では」などの熱いコメントが次々と飛び出した。

多くのオペラ作品を手がける三枝成彰さんは、ペーザロで『ロッシーニ・オペラ・フェスティバル』を観に行った時の感動を語った。「とにかくロッシーニの音楽・オペラは楽しいものばかり。」「オペラは生の舞台をたくさん観る事で、10年に1作品くらい感動がとまらない作品に出会えることができる。今回の2作品は、見逃したら大変。生きているうちに再度お目にかかるのが難しいくらい、貴重な上演なのですから、観ないと後悔します」

【公演情報】
11/15(土)、11/16(日) 滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール (滋賀県)
11/18(火)〜11/23(日・祝) Bunkamura オーチャードホール (東京都)

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★ロッシーニ・オペラフェスティバル特集ページはこちら!
2008-11-10 18:53 この記事だけ表示
300年の時空を超え、今年もストラドがやってくる。
ストラディバリウス、通称ストラド。この世界最高の弦楽器だけによる極上のアンサンブル・コンサートがベルリン・フィルの名手たちで実現!

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世界で最も有名な楽器と言えば、間違いなくストラディバリウスであろう。
その名前はクラシック通だけでなく、一般にも広く知れ渡り、1度その音色を聞いた者はその魅力に取りつかれるという魔性の楽器である。約300年前にイタリアのクレモナで生まれたこの楽器だが、現代のハイテクノロジーを持ってしても決して再現が出来ず、神秘に包まれたままである。1台時価数億円と言われるそのストラディバリウス11台を一堂に集め、しかも世界に冠たるベルリン・フィルのトップ奏者たち弾いてもらうという夢の企画。

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1993年から始まったこのコンサートは、今回で8回目を数えるが、過去7回、期待を裏切らず極上のハーモニーを聞かせてくれた。
いくらストラディバリウスが名器と言っても、コンチェルトのソリストや弦楽アンサンブルの場合、他の楽器と混じり合うと、響き、ハーモニーという点で本来の魅力が半減するとも言われている。しかし、11台のストラディバリウスだけでハーモニーを作るとどうなるであろうか?
それを実現するまさに夢のコンサートがこれである。

今回の11台の内訳は、7台のヴァイオリン、2台のヴィオラ、2台のチェロ。
特に注目されるのは世界に7台しか現存しないと言われるヴィオラが2台も集まるという点。
なおかつそのうちの1台はストラドだけでなく、世界最高の楽器とも謳われるグスタフ・マーラーなのである。

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[グスタフ・マーラー]

このマーラーを始め、これほどの名器がこのように一堂に集まるコンサートとなると日本はもとより、世界でも類を見ない。このコンサートを見逃しては、2009年の音楽シーンは語れない!

【公演情報】
09/5/20(水) ザ・シンフォニーホール (大阪府)
一般発売:11/28(金)

09/5/22(金) 東京オペラシティコンサートホール (東京都)
09/5/25(月)、09/5/27(水) サントリーホール 大ホール (東京都)
一般発売:11/28(金)
東京公演は座席選択ができます!
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★e+MOVIE「名器ストラディヴァリウスが放つ“魔力” その音色をご体験ください!」
2008-11-05 19:30 この記事だけ表示
 クラシック・ギターと言えば村治、村治といえばクラシック・ギターというほどに、村治佳織はいわゆるクラシック通を自認するファンばかりでなく、誰もが知っていると言っても過言ではない、日本を代表するギタリストだ。
 その並外れた技術と、瑞々しい感性をもった演奏は海外でも高く評価され、イギリスの名門クラシックレーベル、デッカ(Decca)と、日本人として初めてインターナショナル長期専属契約を結んだ。これは、たとえて言うなら、野球界のイチローや松井、古くは野茂のような存在なのである。このことからも、彼女の凄さがわかるだろう。

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 ギタリストは指を酷使する演奏家ゆえ、05年には、指の故障で演奏活動を休止するというパプニングもあったが、これは、それだけ彼女の演奏につぎ込む力の入れようが並ではないという現れだ。一時は今後の彼女の演奏活動がどうなるか心配もされたが、その後見事に復帰し、いまではそんな過去を忘れさせるような、すばらしい演奏活動を続けている。

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 今回の演奏会は、CD[村治佳織/Kaori Muraji Plays Bach]発売(10/29発売予定)を記念し、CDにも収録されているバッハとそれにちなむ曲を、能楽一噌流笛方の一噌幸弘の能管・篠笛、桐朋学園大学の管弦楽との競演という意欲的なプログラム。ギターの定番とも言うべき、J.S.バッハのリュート組曲や、ヴァイオリン・パルティータ第2番(有名なシャコンヌが含まれた名曲)、ヴィラ=ロボスの5つの前奏曲に加え、ギターとオーケストラのための編曲版で、G線上のアリア、ブラジル風バッハ第5番などが披露される。

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2008年10月29日発売      
(日本大幅先行発売)

★初回限定盤 UCCD-9707 SHM−CD仕様
2009年豪華カレンダー付き 定価¥3500(税込)


★通常盤 UCCD-1223 定価¥3000(税込)

収録曲                       
〈収録曲〉順不同
1. J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056(ギターとオーケストラのための編曲版)
J.S.Bach: Cembalo Concerto No.5 in F minor, BWV1056(arr. For guitar & orch.)
  編曲:ラインハルト・ロイシャー  Arr. Rainhard Leuscher

2. J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第2番ホ長調BWV1053(ギターとオーケストラのための編曲版)
J.S.Bach: Cembalo Concerto No.2 in E major, BWV1053(arr. For guitar & orch.)
  編曲:ラインハルト・ロイシャー Arr. Rainhard Leuscher

3. J.S.バッハ:G線上のアリア(ギターとオーケストラのための編曲版)
J.S.Bach: Air on the G string (arr. For guitar & orch.)
  編曲:ラインハルト・ロイシャー  Arr. Rainhard Leuscher

4. J.S.バッハ:パルティータ第2番ニ短調BWV1004(ギター・ソロ)
  J.S.Bach: Partita No.2 in D minor BWV1004(solo guitar)

5. J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(ギター・ソロ)
 J.S.Bach: Choral Jesus bleibet meine Freude(solo guitar)

6. J.S.バッハ:メヌエットBWV Anh.114(ギター・ソロ)
 J.S.Bach: Menuet BWV Anh.114

ゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラ
Bachorchester des Gewandhauses zu Leipzig
クリスティアン・フンケ(指揮/ヴァイオリン)
Prof. Christian Funke, Conductor & Violin


 この一夜限りのスペシャル・コンサートは、ファン垂涎のプログラムとあって、早くに完売となりましたが、このたびイープラス独占で追加席(Pブロック)の発売が決定しました!
惜しくも買いそびれた方、これから村治佳織を聴いてみようと思う方、ぜひこの機会をお見逃しなく!

【公演情報】
12/7(日) サントリーホール (東京都)

>>公演の詳細とチケット申込みはこちら!
2008-10-28 20:00 この記事だけ表示